EZONE11を振り返って
ゆうきぽんも書いてたので自分も振り返ろうと思います。
その前に世界大会編も書かなきゃなのですが、まだ鮮明な方を先に書かせていただきます。
まず、今回はルールに助けられました
予選免除になった部門が5人以下というルールだったので5位以内に入れれば決勝に行けるかなとは思っていましたが
演技順の面子の濃さに通れるかどうかは半々くらいでした。
DS部門では、急激に技を難しくする事が自分には難しいので
今ある技をアップデートする。これを今回はベルベットのコンボで行いました。
世界大会くらいから少しずつ変えてはいたのですが、やっと安定して出来るようになってきたかと思います。
そのベルベットコンボを予選、決勝共に最初のコンボに入れました。
フリーの練習をしつつ、技自体の修練も兼ねて必ず行なう位置に組み込みました。
本番では少しミスがあったものの、ちゃんと難しい場所ではクリッカーが多めに聞こえたので評価してもらえたかなと。
DY部門も最初にチョップスティックコンボを入れ、今までにない作りから始めました。
予選、決勝共にあまり動かない手元系の技を多くし体系を減らす事で練習中に疲れない構成にしました。
SS部門は、ある意味一番練習したかもしれません。
手に取りやすく、いつも通りの技を反復するだけだったのですが
今思えば自分の技を今のプレイヤーに見せたい
たねさんって1Aもうまいんだねと言われたい欲にかられて出場しましたが
いつもはしないミスが多く、中途半端プレイヤーになったかと思います。
結果として二部門決勝のステージに残る事が出来ました。
DS部門では、5名と言われた瞬間終わったと落ち込みましたが名前を呼ばれた瞬間やばかったですね。
決勝の演技を見せられるとの喜びで少し泣きました。
DY部門は通ったかな?とは思っていたのですが点数で言えば落ちていてもおかしくない点差があったのでルールに助けられた感じですね。
名前を呼ばれた時にはっちゃけてすみませんでした。
決勝の舞台ではDS、DY共に
"ゆっくりした音楽でミスを少なくすること"
これを大事にすることと、もう一つ
"EZONEでしか出来ない事をしよう"
これを目標としていました。
スケジュールをさらっとしか見てなかったのが悪いのですが
DY部門がもっと後の方にあると思っていて
まさか二部門目にあるとはで焦りました
とは言っても仕方ないので、まずDY部門の方に頭を切り替えました。
DYでは腕系をアップデートしただけで他の技は、そこまで変えませんでしたが
本番ではいつも起こらないミスばかり起きました。
まず練習場と本番のステージでの温度差がかなりあり
ヨーヨーも体もガチガチになり思ってた演技が出来ませんでした。
ただ、DY部門決勝で先に経験出来たことと
その次の部門がDS部門だったこともあり
気持ちの切り替えってよりは何をすべきかの意志が今更ながら出来たのだと思います。
そしてコールされたDS部門。
予備ヨーの置き方は家でしっかり練習したのと
前日の設営や当日の昼くらいにも決勝の会場へ行きイメージをしていたのでスムーズに出来ました。
今回のテーマは"朝起きてから寝るまで"
それをヨーヨーの色で表現し、昼は金色、夜になるにつれ青→黒へと変わっていく
予備ヨーを全部使うことを前提としたEZONEならではの構成にしました。
しかしブルーラインコンボで少し詰まり、音に合わせようと急いだ所
キンクコンボで見たことない絡まり方をしてしまい
一つずつ違う色に変わっていく演技が同時に変わってしまい
思ってた演技の半分しか伝えられなかったのですが
演技が終わった時のMC大堀によるコメントで
「まるでカメヤさんが歩いてきたヨーヨー人生のようでした」と言ってくれて救われました。
本当は取り替えたヨーヨーの糸を斜めに伸ばし、植物が生えたようにしたかったのですが
それをヨーヨー人生のようと言われ、なるほどと納得しました。
出来れば完全な形で見せたかったのは勿論ですが、これもまた作品なのかもしれません。
結果こそ順位は下でしたが何かやってやろうの精神は少し伝わったのかと思います。
何人かに面白かったと言われましたが、それを感動したと言わせられる作品作りに、あと何年かかるのか…
もう少しヨーヨー人生は続きそうです。
おわり