セクシャル✳︎クリスタル
性、それは水晶の輝き
今日は セクシャリティについて 書きたいと思います。
いわゆる、性について の話です。
まず タイトルの「セクシャル・クリスタル」は、ふと頭に浮かんだ造語で大した意味はありません。
でも狙いはしっかりとあって、水晶という言葉と結びつけることで 性(セクシャリティ)に 神聖なイメージを持たせことが目的です。
性に思いを馳せる時、多くの人は それは恥ずべきものであるように感じています。
私たちは 程度の差こそあれ(家庭環境や信じる宗教によって)そのように教育され、社会的な常識では 性は背徳の香りのする淫靡なものとして存在しています。
(個人的には 背徳の香りには 惹かれてしまう方なので、その甘さも分かります。そんな味わいも時には良いです。)
そんな 性というもののイメージを
清らかで神聖で生命に欠かせない尊いもの
という認識に転換させる、それがこれを書く目的です。
太古の昔、農耕社会だった頃は、生命を生み出す女性器や子宮に対する畏敬の念が強く、女神信仰が広く普及していました。そこでは、自然に寄り添った大らかな世界観が 息づいていました。
その頃の 性に対する感覚を 呼び覚ましたい。
そう思い、そうすることに 決めました。
女神、神殿巫女 そして性
現代は、女性性が著しく抑圧されている社会だと言います。支配、競争、権力、理性などに象徴される男性性が優位すぎて、地球の環境は破壊され、学歴社会や競争社会の中で生きる人々は、疲弊しています。
少し前までは、それが人類の進化なのだと私は思っていました。でも そうではなく 宇宙的に進化した種族は、女性性と男性性のバランスの取れた調和のある世界で暮らしていると知りました。
平和と調和を招くために女性性の力は欠かせません。ここで言う女性性は観念的なエネルギーとしての意味であり、現実的な体の構造上の性器や、姓の交わりであるセックスとは少し違ってきます。しかし この女性性エネルギーを世にもっと広めて溢れさせるためには、地球上の女性が もっとセクシャリティをアピールして(服装や行動、しぐさで)幸せで満たされたセックスを営むことが 必要なのです。
性というものは、陰陽であり、違いであり、磁石のプラスとマイナスのように極です。この二つが重なり合うとき、喜びと癒しのパワーが生まれます。それは愛ともいえます。
古代、女神が信仰されていた頃、巫女が神殿に仕えていました。その中でも上級の巫女は、性行為によって傷ついた兵士のトラウマを癒す技、術を持っていました。
私たち女性には全て 男性を癒すポテンシャルが備わっている。
でも そのためには、性に対する認識や、抑圧を解放する必要があります。
余談:アーサー王物語の中でも神聖娼婦が?
これは 余談になりますが、この夏休みに兼ねてから興味があった「アーサー王物語」を手に取り読み始めました。
ヨーロッパ在住のため日本語版が手に入らずにそのまま読み始めましたが、(なのでもしかして、日本語版とは内容が一致しない可能性がある。)読みにくさも何のその。物語の展開が 力強くて ぐいぐい引っ張ってくれました。
(内容について明かすので今後読みたい方はここまでです。)
たて続く戦いで負傷したアーサーが、仲間に(一国の王)傷を癒すアートを持つ彼の実の娘を紹介され、一室で横たわっている場面。
天使のような繊細な美しさを持つその娘が現れ、アーサーの服を脱がせて傷の手当てを始めます。彼女の指先は まるで蝶のようだと感じるアーサー。
手当ての間も 微妙に惹かれ合う二人の粋なやりとり。(若干16歳男子と15歳女子の子ども同士の会話とは思えない。)
これは、まさか。この次があるのではないか。
傷の手当ての後、心の傷の手当て。→上級巫女のヒーリング
と真剣にドキドキしていました。
物語には、その続きはありませんでしたが、十分 胸高鳴る章でありました。
ケルト文化に興味があるので、アーサー王を読んでみたかったのですが(アーサーに助言するマジシャンはケルトのドルイド僧のようで繋がりを感じる。)
物語として 非常に面白い話です。全ての騎士道物語の源流となったのがアーサー王物語だというのも、読んでみた理由です。
今日は 以上になります。
性について語るとなると 切り口が多すぎて、どこから取りかかるか迷いますが、少しずつこの主題で書いていきたいと思います。
私たち自身を 解放するために たいへん大切なテーマだからです。
では次回お会いしましょう。