社会に適合、社会不適合者
私は自他共に認める社会不適合者である。
外に出れなくとも苦とは感じないし、人混みは苦手だし、無限に惰眠を貪る事だって可能である。
でも.......
自分は甘やかしたいから趣味には没頭したいし、娯楽に金はいくらあっても足りない。
何より身分は大学生で授業を受けてレポートは書かなくてはいけない。
こうなってくると朝は目を覚まし夜はバイトに勤しまなければならない。
正直なところ毎日が限界で一刻も早くドロップアウト出来たらどれだけ楽か考えている。
社会不適合者に未来は無い。
頭では分かっていても理解したくない、この先就職して誰かとお付き合いをして、結婚して、こんな一般人のレールに乗る事さえも社会不適合者には難しい事である。
何なら社会不適合者というレッテルを自分に貼り付けて嫌な現実から目を背け続けているという側面が自分は強いとすら感じる。
未来は無い、未来は暗い
ふと考える自死、「死ねたらどんなに楽だろう」と。
結局人は想像力豊かな生物であるので恐ろしい想像だけでギリギリ一歩踏みとどまって居られる。
死ぬのもめんどくさいし生きるのもめんどくさい。
無気力という言葉が良く似合う人間だこと。
こんなカスを養ってくれる素敵なお嫁さんは出てくるわけも無いし、単純にお付き合いしてくれる女の子も居ない。
就職まで何年も残されていない、自分の命もそんなに長くはない。
そんな事をぐるぐると考えながら社会不適合者は今日も無理をして社会に適合して数日置きに社会不適合者である事を実感する。
今日も一日彼女欲しい.......と