初の「メタバース」開催!郡山からつながる🤝地域クラウド交流会🌎
9月17日、福島県の郡山を舞台に、地域クラウド交流会(ちいクラ)が開催されました。今回はなんと!地域クラウド交流会が始まって以来初の「メタバース」開催!メタバースという言葉に苗子の中の人もまだあまり馴染みがないので、事前に調べてみました🔎
すごく面白そうな空間…!当日入ってみるとこんな世界が広がっていました!
今回のちいクラオーガナイザー・三部香奈さんの「重力に囚われない若いアイディアを!」というコンセプトから、月面開催をイメージしたメタバース空間での開催に。参加者も80人を超えました👏
リアル、オンライン、ハイブリッドなど、さまざまな開催方法を模索し続けてきた「ちいクラ」ですが、今度は初のメタバース!どんなイベントになったのか、リポートしていきます✏️
私たちの住む地球を眺めながら…
最初の1時間は、クラウド勉強会。「リジェネラティブな生き方」とはというテーマで有限会社ウイルウインド 代表取締役 冨田直子さん(メタバース上のお名前はナンシーさん)が講演。
メタバース上で地球を眺めながら、今回のちいクラ開催地・福島でのオーガニックコットンプロジェクトやSDGsについてお話しいただきました。
ドキドキ!初のメタバース交流会
クラウド勉強会の後、午後3時から始まった、第4回 郡山地域クラウド交流会。最初に、応援に駆けつけてくださった郡山市の品川萬里市長からメッセージをいただきました。
「今は、このようにFace to Faceでなくともお会いできるシステムができました。今日はスタートアップの皆さんがお集まりだと思います。将来の可能性を秘めた方々。どうか遠慮なく、素晴らしい大志を夢を思いを実現していただくことを祈念します!」
と力強く、プレゼンターの皆さんを鼓舞してくださいました。
そのメッセージにつづき、恒例のウォーミングアップ・“大人の本気の”ラジオ体操第一も皆さん元気いっぱい!指揮をとってくださったのは、Vidaトレーニング代表湯座聖美さんと郡山のご当地ヒーロー「ダバイザー」!
メタバース空間の方もアバターで体を動かしていました!
郡山の若者が全力プレゼン!
そしていよいよ、プレゼンターが登場。今回エントリーしてくださったのは、こちらの皆さんです!
それぞれが3分間ずつ、自身の事業についてプレゼンをしていきます。
トップバッターは、地元・郡山高校出身の和田亮一さん。
現在は東京に住んでいますが、お仕事の関係でアメリカと東京を行ったり来たりの生活だそうです。そんな和田さんはエンターテイメントに関わる活動をしており、一般社団法人を立ち上げ、海外で活動したいクリエイターを支援しています。また、和田さん自身もクリエイターで漫画を描いており、イベントの演出なども行っているそうです。
「日本ではエンターテイメントが小さくとどまってしまっている印象ですが、日本人のクリエイターが世界にとんでもない影響力のあるオリジナルヒットを出せるようにしたいです!」と熱い思いをぶつけてくださいました。
つづいては、紺野陽奈さん・佐々木悠太さんの大学生コンビ。
英語と日本語を交えてプレゼンしてくださいました👏
社会問題をビジネスにする、ハイブリッドイノベーター型人材育成プログラム【Fukushimafrogs】選抜1期生として活動している二人。
「一人ひとりが自由に、自在に、自分らしく」生きられる社会をビジョンとし、中高生が抱える課題である、自分を他者と比べることによって、自分に満足できなくなってしまう課題を解決するために、人生攻略〜挑戦型RPGアプリ「キャッチャ」を提供しています。
佐々木さんは「失敗を成功へのプロセスだと考えています。自分の学生時代の経験から、未来を作る若者に同じ思いをしてほしくないと思っている。
本気で社会を変えたい」と力強く語ってくださいました。
3番目のプレゼンターは、ヒューマンビートボックス歴16年の、和田辰也さん。なんと日本一に輝いた経験が4回もある実力者!
2年前に郡山に移住したそうです。
普段はアーティスト活動を中心に楽曲制作、映像、デザインなどクリエティブや教育、イベント制作などをしている和田辰也さん。
郡山でアーティストと街のつながり作りにも注力していて、
「カルチャースポットを作りたい。若い人たちが気軽に交流できる場が少ないのでそうした場づくりをしたい」と話していました。
最後は須賀川市で稲作農家をされている、和田晃司さんです。
「福島のお米のPRをし、消費拡大・生産者価格を上げたい。福島から新しいお米の価値を生み出したい」と話し、自身が立ち上げたいと考えている「ふくすびプロジェクト」についてお話しくださいました。
「大切な人に食べてもらいたいおむすび=ふくすびとして、お米を食べてもらうきっかけにしたい」と風評被害やコロナの影響に喘ぐなか、大切に育てているお米を食べてもらいたいと願う生産者の思いを話してくださいました。
プレゼンターと参加者はこの後交流タイムに入ります。参加者は対話を通じて応援したいプレゼンターに投票を行います。
その前に、今回のちいクラを支えてくれている「応援し隊」の皆さんをご紹介し、1分ずつのご自身の活動をPRしてもらいました。今回の応援し隊の皆さんはこちら。カメラマンの方や女性の体づくりを応援される方など、皆さん、地域の中でさまざまな活動をしていらっしゃいました。
この後、Zoom参加で音声が聞き取りづらかった方向けにプレゼンターが再度プレゼンを行い、投票と交流の時間に入りました。
苗子は全ての交流スペースを覗きましたが、困っているプレゼンターにさまざまなアイディアを出したり、思いに共感したり…応援にあふれた空間ができていました。交流タイムの後はいよいよ優勝者が決まります。
緊張の投票結果発表 果たして…
交流タイムで参加者と触れ合った皆さんも、結果発表前には少し緊張した面持ちに…。力強いプレゼンばかりだった今回、接戦を制したのは…
最後のプレゼンター・和田晃司さん!!
おめでとうございます!!!🎉🎉
優勝した和田晃司さんは、驚きを隠せない様子。
「緊張してプレゼンがうまくできなかったんですが、“ふくすびプロジェクト”を進めるにあたって皆さんの共感をいただけて自信につながりました。感謝申し上げます」とコメントしてくださいました。
他のプレゼンターの皆さんも
「久しぶりの郡山の雰囲気が良かったです。まだまだ挑戦を続けていくので応援してください!」
「初めての参加で、自分達の課題感や夢に共感してくれる人が多くいて、新たな出会いも見えて良かったです。」
「共感してもらえる人がいるということがモチベーションになりました。つながりを得られたのも良かったです」
「まだまだ話し足りない部分もあるが、もっとヒューマンビートボックスや若い人たちを皆さんと一緒に盛り上げていきたいです!」
とコメントをくださり、参加者からは温かい拍手が送られました。
参加者の満足度も高く、オーガナイザーの三部さんも感激。
色々と臨機応変な対応が多くて大変だったと思います。
三部さん本当にお疲れ様でした!
全国で進化を続ける「ちいクラ」
初めてのメタバース空間での地域クラウド交流会。オーガナイザーや運営に携わられた皆さんは、いつもと異なるオペレーションで大変な部分もあったかと思いますが、最後には皆さんの笑顔で終えることができました。
また、今回の新たな取り組みによって、長く続いてきたちいクラがどんどん時代に合わせて進化していく姿をイメージすることもできましたね。
先日「シン・ちいクラ・カイギ」を終えた後、すぐの交流会。
今後も全国各地で「ちいクラ」の輪が広がってほしい!と願いを込め、現在新たなキャンペーンを行っています!
↑ふるってご応募ください!✨
ぜひ皆さんも今後の「ちいクラ」に注目してください✨