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父、帯状疱疹にかかる
父が帯状疱疹にかかったとのことで、お腹~脇~背中にかけて湿疹ができた写真を送ってきました。
帯状疱疹は良く耳にしますが、そもそもなんぞや?ということで、改めて調べました。
帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気です。
体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い発疹と水ぶくれが多数集まって帯状に生じます。
80歳までに約3人に1人が発症すると言われています
では水ぼうそうとはなんでしょう?
水痘帯状疱疹ウイルスというウイルスによって引き起こされる発疹性の病気です。
発疹の発現する前から発熱が認められ、典型的な症例では、発疹は紅斑(皮膚の表面が赤くなること)から始まり、水疱、膿疱(粘度のある液体が含まれる水疱)を経て痂皮化(かさぶたになること)して治癒するとされています。
水痘は主に小児の病気で、9歳以下での発症が90%以上を占めると言われています。
要は、同じウイルスですが、子どもの頃にかかったウイルスが体内に潜んでおり、大人になって免疫力の低下により活動が活発化し、湿疹や痛みを伴う症状が出る、ということですね。
この話を父から聞いたときに、見かけ上はとても元気にしているけれど、体内は年相応に加齢が進んでいるのだなと思いました。
不幸中の幸いは、そこまで痛みはないということと、体のみで済み、顔に出なくてよかったなということです。
週に2回も孫のお迎えに45~50分かけてきてくれているので、疲れもたまっているよねと思います。ゆっくり出来るときはゆっくり休んで、早く治し切ってもらいたいと思います。
帯状疱疹には予防ワクチンがあります。
母には、今後帯状疱疹にかからないように、ワクチン接種を勧めたいと思います。
いつまでも元気でいてほしいですが、人間である以上そうはいきません。
現代において60~70代はまだまだ若いと思いますが、年相応に自分の体と相談しながら、いい人生を送って欲しいと思います。
この辺で。