zine zine zineマルシェに参加いたします。
やっと原稿も一段落しましたので、五月二八日(日)に富山駅で行われる、BOOK DAYとやま内イベント・zine zine zineマルシェの新刊について、お知らせなどさせていただきます。
※出展者名は、あかり、と名乗っております。
新刊「夢のわたしは主人公」を作ることは、このイベントを知るより前から決めていました。
主に通販での販売になるかなぁ、と考えていた矢先、イベント主催者さまからご連絡をいただきました。
今回は特にZINEの中でも、パーソナルZINEを制作していらっしゃるかたにお声がけされていると言うことで、その中にわたしも含まれていること、そして、お知らせいただけたこと、とても嬉しかったです。
この新刊はわたしが睡眠中に見た夢を日記形式にして一冊の本にまとめたものです。
前回は「惰眠貪る夢の中」と言うタイトルで出させていただきました。まだ数冊在庫がありますので、当日こちらも持参いたします。
前作よりも内容はかなり濃くなっていると思います。今作は二度寝や昼寝で見た夢も書いています。
さて、なぜわたしが見た夢を日記形式にしようと思ったのか。
まず一つに、日常生活の日記もいいな、と思っていたのですが、わたしは専業主婦な上に、あまり外出と言うものをしません。あまりに代わり映えのない毎日に読んでいるかたを飽きさせてしまうかもしれない、その前に書いている自分が飽きてしまうだろうな、と思ったのです。
そこで、ふと思いつきました。毎日のように見る夢を日記にしたらどうだろうか、と。
わたしはもう十年以上、睡眠障害で薬を服用しながら生活をしています。
夢を見ると言うことは眠りが浅いから、とネット記事なんかでよく書かれているのを見て、なんで薬を飲んでいるのに深い眠りにつけないのだろう、世の中って不公平だなぁ、なんて、ちょっと悶々としていたんです。
でも、この本来、健康であったならできない体験を文字に起こして、一つの作品にできたとしたら、少しでも自分が報われる気がしました。
そうして、出来上がったのが「惰眠貪る夢の中」と「夢のわたしは主人公」です。
新刊制作中、四月の中旬くらいから謎の体調不良を感じ、通院したところ、不安障害になっていることが発覚しました。それにより食欲不振になり、栄養不足を起こし、二週間の実家療養をしなければならなくなったりと、なかなか原稿も進まず、家族にも迷惑をかけたりしながらも、現在は体調も少しずつ戻り、なんとか完成にこぎつけました。
そんなわけで、当日、発作が出る可能性がありますが、前兆があるので前もって服薬すれば普通に過ごせる状態です(且つ家族も近場に待機しています)ので、ZINE好きの皆さん、ご興味のあるかたにお会いできるのを楽しみにしています。
(救急車を呼ぶような発作ではないので、ご迷惑はおかけしないと思いますが、なんかおもむろに薬を飲んでたら、あ、薬飲んでんのね、くらいに思ってください)
こんなこと書きましたが、す~~んごくワクワクしているので、普通に話しかけていただけると嬉しいです! やっぱり対面販売って、自分の作品に興味を持っていただけてるんだ、とか、ありがとうを直接伝えられる場だと思うし、他のZINE作家さんやお客さんの熱量を直に受けて、元気をもらいたいです。
当日は既刊の歌集あわせ、三種のZINEを販売いたします。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
(ちなみに仙骨を骨折しているので、長時間座っていると、なーんか痛いかも……程度に痛むので、たまに謎のストレッチをしているかもしれませんが、驚かないでください!)