#08体外受精 その①
大体の人が「体外受精」って高いと思っていると思います。
私もそうでした。
いくらかかるの?どれくらい痛いの?すぐ妊娠できるの?とわからないことだらけでした。
これだけ開かれた世界になりつつも、不妊治療はまだまだ閉ざされた世界なんだと痛感させられたことを覚えています。
なのでSNSをフル活用して情報検索に躍起になりました。その当時の私を夫はどうみていたのでしょうか。今度聞いてみたいと思います(笑)
私が主に使っていたのは「Instagram」
経験者の生の声が聴きたい。と思い自身の不妊治療アカウントを開設しました。以前テレビで「不妊治療の心理状態はがん患者と同じです」というテロップを見ました。
雷に打たれたようでした。そして心が楽になりました。
その番組では「毎月毎月生理が来るたびに、【またダメだった】と精神的ショックを受ける女性の心理状態は、がん宣告を毎月受けるのと同じ」と解説していました。
自身の不妊治療アカウントでは、治療内容、効果、金額、結果等に加えて自分の体調の変化や心理状態を細かく載せました。
公開アカウントにすることで、まだ妊活していない人、これから妊活しようと思っている人、妊活を始めた人、妊活真っ只中な人、妊活を苦痛に思っている継続中の人、妊活を経て妊婦・出産された人とつながりたいと思ったからです。先ほども書いたように情報検索に躍起になっていましたし、生の声を聴く、自分の生の声を届けることが一番の近道だと思ったからです。
かくいう夫も世間一般的なマジョリティと同じ「結婚してすきあった同士なんだからコウノトリが赤ちゃんを運んでくれるでしょう」というタイプでした。そう、しばらくその思考期間が長かったです。
2015年から4年間不妊治療をすることになりました。
続きは起承転結の承に続きます。
当時から好きなメディアをご紹介しますね。
「UMU 不妊、産む、産まないに向き合う全ての女性たちへ。未来をともに育むメディア」