#2 つなぎたい文化、そのカタチ|たんど~るのリブランディング
ごあいさつ
はじめまして。
岐阜県美濃加茂市でバウムクーヘン屋とケーキ・カフェをやっているお店、たんど~るです。
本note「たんど~るのリブランディング」では、オープンから約4年たってリニューアルオープンする想いをお伝えします。
#2は、たんど~るのコンセプトの想いとも言える、「つなぎたい文化、そのカタチ」をお届けします。
新コンセプト
#1に記載した通り 、新しいたんど~るのコンセプトは、
「おいしい文化を、今のカタチに」
"おいしい"=良い"文化"を、今後残る"今のカタチ"にしていくギフトブランドです。
では、その文化とは何でしょうか。
文化とは、人×自然
"文化"とは、広辞苑で見ると、以下の通りです。
たんど~るの言いたい文化は③"人が自然に手を加えて形成してきた物心両面の成果"が最も近いものになります。
「文化とは何か(テリーイーグルトン)」曰く、"英語の中で最も多義語な言葉の一つである"とのことです。
その中でも、culture(文化)とは、cultivate(耕す)などが類語であるように、自然に人が関与することで形を変えていったものという意味がおおもとにあります。
これは、地域地域で土地、気候、歴史的背景などが異なる人が作ってきたもので、だからこそ文化は多様です。
簡潔に言えば、"文化"とは、その土地の人がその土地で暮らす中で生まれた、今まで続いてきたものです。
文化とは虫取りであり誕生日である
では、具体的に文化とはなんでしょうか。
それは、とにかく何でも続いてきた良い感じのモノ、と考えます。
例えば、虫取りも文化です。
私が子どもの頃は、まだ夏の網戸には虫がびっしりついていました。
そして、夏の夜になると、友達のお父さんに誘われたりしてカブトムシを取りに行きました。今では、減っているそうです。
父親とクワガタ取りにいった思い出、祖父からお腹が真っ赤なイモリをもらった思い出、そういったものが環境の変化や時代の変化でなくなってきているそうです。
虫取りの良しあしは個人の判断に任せますが、そこに良い思い出となるものがあったことは確かです。
言ってみれば、"虫取りを通じた交流"こそ良い文化なのかもしれません。
また、誕生日を祝うというのも、きっといい文化でしょう。
文化を今のカタチに
とにかく身の回りにたくさんある文化ですが、廃れていく、なくなってしまうものもあります。
こういったものをどうやってつないでいくかを考えました。
結論は、”今のカタチ”に変えてつないでいくことです。
廃れていく、なくなるというのはそれなりの理由があります。
その理由を無視して続けられるほど、人の動き、文化の動きは簡単ではないでしょう。
それゆえに、その良い文化が、今後も無理なく残っていくような、あり続けられるカタチに変えて世に送り出していくこと。これが、"今のカタチ"にするということだと考えます。