#5 ロゴとシンボルマークと①|たんど~るのリブランディング
ごあいさつ
はじめまして。
岐阜県美濃加茂市でバウムクーヘン屋とケーキ・カフェをやっているお店、たんど~るです。
本note「たんど~るのリブランディング」では、オープンから約4年たってリニューアルオープンする想いをお伝えします。
#5 は、たんど~るの新しいビジュアル、「ロゴとシンボルマークと①」をお届けします。
前提と込めた想い
たんど~るの新しいビジュアルを考えていく上で、前提としてひらがなの「たんど~る」を残し、フランス語表記の「TempsD'or」やその他の文言は削ることにしました。
これは、これからたんど~るの想いを広めていくために、いままでの想いをよりシンプルにそぎ落としわかりやすい形にするためです。
また、洋菓子が日本に伝来したのは、キリスト教の伝来とほとんど同時期の16世紀だと言われています。
つまり、洋菓子は日本で400年以上の歴史を持っており、もはや日本の洋菓子という確立したジャンルなのではないでしょうか。
Japanese 洋菓子としてブランドを広めていく想いも込めて、ひらがなの「たんど~る」を残して考えていきました。
シンボルマークへの想い
そして、そんなひらがなの「たんど~る」に合うシンボルマークを考えるにあたり、コンセプトと併せて込めたい思いを整理しました。
大まかには、下記が大切にしたいことになりました。
・文化-親しみがあり自然と人との間である
・広がり-発信し広まっていくものである
・地域-地域発であり今後も根差していくものである
・こだわり-こだわりを持ったモチーフである
むくのきのシンボルマーク
そして出来上がったのが、こちらです。
モチーフはむくのきとむくどり。
美濃加茂市の市の木にも指定されており、
古くから人々の生活とともにあるむくのき。
地にしっかり根をはりながら成長が早く、
樹齢1500年を超えるものも存在する。
四季で様々な顔を見せ、
春には新緑、夏には花をつけ、秋には実をつけ、冬には落葉する。
秋になるむくのみをむくどりが実を運んでいく。
また、色にもしっかりこだわりました。
地域発のブランドとして
込めたい思いはほとんど込められたシンボルマークになりました。
一点補足をすると、地域性をどのように表現したのかというところです。
美濃加茂市という町発のブランドではありますが、想いに行政区分は関係ありません。
今後、人口減少していく社会において、ふるさととなるエリアが広がることでしょう。たんど~るはそんなことを考えながら、広い意味での地域発のブランドになっていきます。そんな想いをこめて、このシンボルマークとなりました。
見かけた時は、「たんど~るのマークだ!」と言ってもらえると嬉しいです。