サーバント・リーダーシップを考える

2,3年前から社内で「サーバント・リーダーシップ」という単語が挙がり、単語の意味だけでなんとなく「上からの指示」ではなく、「御用聞き」のようなイメージを勝手に抱いていました。

PMとしてITベンダーで働いているが、性格的に上から指図するといったことがどうにも苦手で、なんとなく自分には向いてるのではないかという印象がありました。
しかしながら自分のPMとしての振る舞いは先に書いた「御用聞き」に過ぎず、ちゃんと知る必要があるなとずっと思いつつ、やっと原著を読み始めた次第です。。

ただ、読解力の無さゆえか、サーバント・リーダーシップが具体的にどういったものであるかがどうにもよくわからないし、以前サーバント・リーダーシップを検索して出てきたような情報が載っているかというと、「それらしい」内容が延々書かれているが、「これ」というものが見当たらず。

で、最後まで読み進めたところで、このサーバント・リーダーシップを広めるために設立されたNPOのラリー・スピアーズという方が著者の考えを整理し、10の属性としてまとめたものが上の原著にも載っているのを見つけ、「ああ、やっぱりそのまま載っているわけではないのだな」とほっとしました。

NPO法人日本サーバント・リーダーシップ協会「スピアーズによるサーバントリーダーの属性」
参考:https://www.servantleader.jp/about/10s

詳しくは検索して調べて頂くとして内容としては現在並行して勉強している「コーチング」と同じ考えに基づくものであることがわかりました。
ポイントとしては「聞く」こと、そして、「導く」というよりは各自が目指すところへ進むことを「支える」というところでしょうか。どうやら目指すところは間違っていないようなので、引き続きコーチングの勉強を進めていきたいと思います。

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