【キャリコンサロン編集部】#04 就職体験記
こんにちは。
『心と身体の健康が第一』なキャリア構築と組織経営で健康寿命を延ばしたいライフデザイントレーナーの丹後友里です(@LDT_ytango0630)。
毎週日曜日はキャリコンサロン編集部のnote企画テーマを書いていく担当曜日ということで、今週もテーマに沿って書いていきます。
【キャリコンサロン編集部マガジン】
今週のテーマは【 就職体験記 】。
キャリコンサロン一の転職回数を誇るジョブホッパーと言っても過言ではない私が語る『就職』についてお届けしていきます。
■ 短大2年の夏「私、就職しないので」
高校を卒業後、短大に進学した私は2年生になると、卒論と同時に就職活動についてでも周囲がにぎわい始めていました。
――――が、私には全く関係ないと思っていました。
なぜなら、短大の次は『スポーツトレーナーの専門学校に行く』というのが短大前から決めていたことだったからです。
そして夏休みが始まる頃になって、卒業後のことについて母と話すと、事態は一転。
母「専門学校に進学?そんなお金ないよ」
私「は!?だって短大と専門学校迷ってた時に
『両方行けばいい』って言ってたじゃん!!」
当然大喧嘩になりました。笑
冷静に考えれば母子家庭にそんなお金の余裕があるはずないんですよね。笑
でも行けると信じていた私にとってはかなりの衝撃でした。
そして口から出たのは……
「じゃあ自分で貯めて学校に行くからいいよ!!」
と啖呵を切り、いったん社会人の道を歩むことに。
しかしそこでも私はまた大きな決断をします。
それが『就職しない』という選択です。
■ 私のゴールは『スポーツトレーナー』になること
学校に行くためには社会人になってお金を稼ぎ、
入学金を含めた学費を貯める必要があること。
そして、学校に入学してからも仕事ができる
(仕事と学業の両立できる)環境を作ること。
学校を卒業して資格を取ったら
その仕事をするので
今の仕事をすぐに辞められること。
これが『就職せずフリーターになる』という選択を選んだ私の理由でした。
というか、上記3つを前提に考えた時に『就職する』という選択肢が逆にデメリットでしかないと判断したんですよね。
あくまで私がやりたいことは『スポーツトレーナーになってその仕事をすること』であって、『社会人になってお金を稼ぐ』ことが目的ではないからです。
就職してしまえばアルバイトよりはずっとお金が稼げるかもしれません。
ですが、お金を得る代わりにそれ以外のものを失うと当時の私は考えたんです。
それに何より
どうせ遠回りするなら、
少しでも近い環境に身を置いて
勉強しながら働きたい
という理由から私はある場所で働くことを選びました。
■ 『現在』につながる原初のキャリア『スポーツクラブの水泳コーチ兼フロントスタッフ』
私の略歴については以前投稿した自己紹介noteをご覧ください。
こうして私は卒業前に実家と同じ区内にある某大手スポーツクラブでアルバイトとして入社。
その後2年間のフリーター期間
(内1年は朝8:30~深夜2:00までのWワーク)
を経て新車1台買えるくらいの学費を貯金し、
(この期間中に目標がスポーツトレーナー
→柔道整復師へシフト)
※『外傷の治療を専門でやりたい』
ということを念頭に置いた変更です
↓
専門学校入学受験を突破して
晴れて3年間念願の学校生活を送ったのち、
(スポーツクラブは学校卒業と同時に退職)
↓
過労が祟りうつ病になって国家試験にも落ち、
↓
1年間の浪人生活を経て国家試験合格!
ようやく『本来目指していた仕事での社会人』として一歩を踏み出したのが、27歳になる2013年4月でした。
しかし、最初にアルバイトで入社したスポーツクラブでの経験が
◎スポーツトレーナー(水泳)
◎機能訓練指導員(柔道整復師)
◎コミュニティマネージャー(業務設計と運営)
これまでの仕事にも、現在の仕事にも、繋がっていくキャリアとなりました。
あの時あえて周囲と同じ方向を向かず自分の道を歩むことを選んだからこそ、今の仕事ができていて、かつ、想像もしえないような多くの方々とのご縁を結び、関係を築けている。
そう考えると、あの時の決断はなかなかの英断ではないだろうかと感慨深く思います。笑
皆さんはどんな就職体験をされましたか?
ぜひ当時に舞い戻って振り返ってみてください。
思いがけない発見があるかもしれませんよ。