妊娠初期を振り返ってみた
出産までを記録するアプリを開くと、「いつ生まれてもおかしくない時期になりました」と表示されるのを見て、いよいよか…としみじみしている今日この頃です。
今日は、自身が忘れないように、妊娠初期の話を書いていこうと思います。
妊娠初期とは、妊娠4ヶ月目までを指すのですが、私にとっての初期は冬の時期でした。
豆粒みたいな赤ちゃんがいるエコー写真をもらい、本当にお腹の中にいるんだ…とまだなんとなく実感がなくふわふわして産婦人科から帰ってきた日を思い出します。
お酒を飲むのをやめた日
病院で妊娠を告げられた翌日、東京で友人の結婚式がありました。
もう今後はお酒を絶たなければと思い、人生で初めて結婚式でお酒以外の飲み物を頼みました。
普段アルコールのある場所では、だいたいビールを注文している私。
友人たちからも「お酒飲まないの〜?」と聞かれたところ、とっさに「最寄りの駅からは車で帰るから今日は飲めないんだよね…」と小さな嘘をついてしまいました(笑)
職場にも妊娠報告するまでは、歓送迎会のときには「最寄り駅まで車で来てしまったんで…」って言ってたけれど、今思えば苦しい言い訳でしたね…。
さっさと報告すればよかった…。
これを読んでくださっている方がもし同じような境遇であれば、早めに職場に報告するのをオススメします…!
わからないことがわからない、情報収集の日々
産婦人科に通いはじめてから3週間後に、母子手帳なるものを保健センターにもらいに行きました。
表紙に「妊娠おめでとうございます」と書かれたピンク色の大きな封筒一式を保健師さんからもらい、妊娠したのか…!おめでたいことなのか…!と妊娠をしみじみと実感してきた瞬間でした。
はじめて保健師の方とも面談し、「わからないことがあれば聞いてくださいね」と言ってくださるものの、わからないことが何なのかもわからない…(笑)
とりあえず妊娠の日々を記録するアプリやサイトを見て、情報収集からスタートしていきました。
色々情報を調べていくと、妊娠初期には「つわり」というものがあるのだと知ります。(当時の私は無知すぎて、つわりがどういうものかすら知らなかったのです…笑)
「食べづわり、吐きづわり、いろんなのがあるんだな〜、自分には今のところあんまり関係なさそう!」と思いながら過ごしていました。
(のちにとっても関係してくるのですが!!!)
気持ち悪くなってきた日
ちょうど冬に、仕事で貸切バスに乗ることがありました。
普段から乗り物酔いはあるのですが、さすがに貸切バスの一番前の席に10分程度座っているくらいなんて大したことではありません。
しかし、この日は違いました。
貸切バスの一番前の席に5分乗っていただけで急に吐き気がしてきて、「早く目的地に着いてくれ…」「どこでもドアがほしい…」と思うくらいに気持ち悪くなりました。
最終的には10分で到着できたので、大丈夫でしたが、お客さんもいる中でちょっとヒヤヒヤした時間でした。
初めての経験で、結局乗り物酔いだったのか?それともつわりだったのか?よくわかりませんが、今思えばこれがつわりのはじまりだったのかもしれません…。
電車通勤がつらい日
当時の私は、家から職場まで片道1時間半かけて通っていました。そのうち電車に乗っている時間は1時間程度。
今までは1時間なんて、本を読んでいたらあっという間の時間でした。
しかし、妊娠がわかって1ヶ月くらい経過してからは電車通勤に気持ち悪くなってしまい、通うのが辛いときが何度かありました。
これは本格的につわりだな、とわかった時期でした。
特に帰りの電車は、会社勤めの人や高校生などの帰宅ラッシュとかぶって混んでいるので、2〜3駅くらい過ぎないとなかなか座れないし(田舎なので1駅の間隔はだいたい7〜8分くらい)、だからといって「席を譲ってください!!!」とお願いする勇気も出ず…。
また、残業をして9時台の電車に乗った日は、飲み会帰りの方々のお酒の匂いに耐えられず、何度もトイレに駆け込んでしまいました。
電車に乗るときはトイレの位置確認やトイレから近い席を選ぶといいのかもしれません。笑
電車以外にも、食べづわり(空腹状態だと気持ち悪くなる)とか、特定のものを食べたくないというつわりがありました。
私の場合、それが牛肉だったり、ラーメンだったり。
あとは、昼に「夜ご飯、鍋がいいな〜」と思って具材を買ったものの、夜には食べれない…って思ったことも何度もありました。
その代わり、パイナップル、いちご、かむかむ梅には大変お世話になりました。(かむかむ梅はダイソーによく売ってました)
夫には食べられるものに配慮してもらったり、栄養をつけるためにメニューを考えてご飯をつくってもらったりと感謝しかないです。
職場へ報告をした日
会社にも妊娠したことを言わなければ…と思い、ちょうどつわりが落ち着きそうな頃、会社にも報告しました。
先々のスケジュールなどもあるので、もう少し早く伝えてもよかったのかなとも思いました。
お子さんがいる方が何人もいる職場だったので、ありがたいことに色々な場面で配慮していただいたり、妊娠・出産で使える会社の制度などを教えてもらったりしました。
海外に行った日
このようにつわりもあった日々ですが、職場でなんと4泊6日の海外研修に行ってしまいました…!
今思えば大丈夫なの?って感じですが(笑)
事前に病院の先生には相談していたのですが、はじめて相談したときはもちろん先生には断られるだろうなあと思っていました。
でも病院の先生から、あっさりと「問題なければ行ってもいいですよ」と言われてビックリ。
病院の先生がいいと言うなら、ということで、長時間フライトを乗り越えて、南国へ研修に行ってまいりました。
つわりも心配していましたが、海外滞在中は妊娠のことを忘れるくらいには体調が良くてこれもまたビックリ!
海外といっても研修なので、自由時間はほとんどなく…1日2万歩は歩いて視察のお時間がメイン!
ただ、帰国して空港から電車に乗り換えた瞬間から一気に具合が悪くなってきました。気の持ちようかな(笑)
あと、貴重な体験としては、妊娠中にフライトに乗ったこと。
赤の日系航空会社を利用したのですが、チェックイン時に母子手帳を見せて、通路側の席にしてもらいました。
搭乗後、CAさんも「この度はおめでとうございます。」「何かありましたら遠慮なく、すぐにお呼びください。」と言ってくれて、その後、お腹の子に飛行機模型をプレゼントしてくれました。
色々と配慮いただいて感謝でした…!
家と職場の往復の日々、それでも…
当時は妊娠したことを家族と職場の人、そして仲のいい一部の友人にしか伝えていませんでした。
そのため、相談できる相手もなかなかおらず、また、当時は体調が優れない日が続いたこともあり、職場に行かないときは家にこもっている日も結構ありました。
家と職場をただ往復するだけの日々…。
そんなときに励みになったのがこのアプリでした。
↓
これはわたしが当時読んでいた妊婦さんのnoteを見て知ったのですが、5人1組で続ける習慣化アプリ。
これと妊婦の励みのなんの関係があるの?という話ですが、
私はこのアプリで、毎日太り過ぎないように体重を報告する妊婦同士のグループに入っていて、ここで体重報告や最近の体調について妊婦同士が話したりできるので、あるあるを共感したり、経産婦さんからは過去の妊娠についてお話を聞いたりできました!
みんチャレにも大変助けられています(現在進行系!)
***
こんな感じで妊娠4ヶ月までを振り返ってみました!
参考になるかどうかはわかりませんが…現在つわり期間中の方でもし読んでくださっている方がいれば。いつかつわりも終わりが来ます…!頑張りましょう…!と伝えたいです。
久しぶりに3000字を超える内容になりました。
次は中期について振り返る記事にしたいと思います。
今回も読んでくださってありがとうございました!