【馬はなぜ走るのか?】ダート戦の考え方【馬って不思議】
今後の新規メンバー様を見据えて、日曜日に行われた中京6レースで私が狙った馬について一般公開でちょっと説明していこうと思います。
「馬はなぜ走るのか?」シリーズは、過去記事として、マガジンにまとめています。
そちらをご参照ください。
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<中京6レース>
日曜日の中京6レースは、多頭数の長距離ダート戦。
長距離のダート戦は、一本調子で単調なレースが多い。
故に集中力というのはほぼ問われないし、瞬発力も要求されない。
日曜日の中京6レースの結果は、以下の通りです。
私は、穴馬推奨馬として、
モーメントキャッチ(9番人気想定)
と
シャハザマーン(7番人気想定)
を挙げた。
どちらの馬も馬券圏内に来て、馬単・3連複・3連単は、万馬券になった。
2頭とも説明すると大変なので今回は、モーメントキャッチの説明をしたいと思います。
<モーメントキャッチ>
この馬は4歳牡馬のモーリス産駒だ。
だが、モーリス産駒とか今回は気にしなくて良いです。
モーリス産駒は芝血統でダート向きでは無いとか変に知っているとその知識が邪魔して狙えないからだ。
この馬は今回、1年7ヵ月の休養明けだ。
重度の屈腱炎発症後の長期休養明けという事もあって、9番人気と低評価だった。
だが、ここが狙い目なのだ。
この馬は、500キロ前後の大型馬だ。
こういう大型の牡馬、特にダートで活躍する大型の牡馬は、非常に単調な馬が多い。
なので、叩かれて良くなるっていうよりも休み明けでリフレッシュされている時(鮮度が高い時)のほうが狙い目なのだ。
モーリス産駒は、叩かれながら調子を上げる産駒が多いので、そういう知識があると今回は本当に狙いづらい。
しかし、ダートを走る牡馬の大型のモーリス産駒は、リフレッシュされているときのほうが良い。
というかモーリス産駒とかは、この際どーでもいい。
ダートを走る牡馬の大型馬なら、リフレッシュされているときのほうが良いのだ。
血統の知識はあるに越したことはないが、その知識が不十分な理解だと予想の邪魔になる。
血統的な特徴を把握する事よりも、その馬の戦歴からその馬の特徴をしっかり把握する事のほうが大事だ。
この馬の休み前の直近3レースをよく見て欲しい。
3走前(2023/01/29):1番人気2着 ⇒「4-4-4-4」
2走前(2023/02/19):1番人気3着⇒「9-8-8-8」
前走(2023/04/30):1番人気4着⇒「7-7-9-10」
この3走を見て、貴方はどう感じただろうか?
私はこう感じました。
デビューから休みなく走っているのにここで2100mという長距離を3連発。
「もう飽きたし、疲れたよぉ」って馬が思っていると感じました。
なので、今回の休養は、肉体疲労の回復と鮮度の回復を同時にしてくれるのでとてもいい休養だと思いました。
ここで注意して欲しいのは、ダートを走る大型馬の休み明けは、ちょっと太目残りが良いという事だ。
よくパドック解説者が、大幅増の長期休養明けの馬を解説するとき
「ちょっと太いですね。ここを叩いてからの感じがします」って言います。
これ半分正解で半分不正解です。
ちょっと太いのは正解だが、ここを叩いてからというのは不正解だ。
ダートを走る牡馬の大型馬っていうのは、休み明けの場合、ちょっと太目の余裕残しのほうがいいのだ。
なので、ここは絶対に馬体重が減っていたらアウトなのだ。
当日の馬体重は、+26キロ。
しっかりリフレッシュされている可能性が高い。
重度の屈腱炎だったので馬が全力で走る事を怖がって走れないかもしれない。
だが、9番人気なら狙う価値はある。
ここはモーメントキャッチを信じて勝負なのだ。
<まとめ>
ダートを走る牡馬の大型馬は、
リフレッシュされている時(鮮度が高い時)が狙い目
ちょっと太いかな?っていうくらいのほうがむしろ良い
です。
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<お知らせ>
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<最後に>
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