【子商い】いざ本番!二つの目標達成!
子商塾とは、子どもたちが自ら仕入れて付加価値をつけて販売することで、お金や商いのことを学ぶ取り組みです。
子商塾を始めた経緯やこれまでの様子はコチラ。
1.本番に向けて
子どもたちが試作を重ねて商品開発したオリジナルドリンク。
美味しさ、見栄え、ストーリー性ともにバランスが良く、ひいき目なしでも良い商品だと思うのですが、良いものを作っても知ってもらわなければ意味がありません。
まずはイベントに来たお客さんに商品の魅力を知ってもらうために、ポップを作りました。
子どもたちが描いてくれたポップは可愛らしくて癒やされます(*^^*)
次に、買ってくれたお客さんにスムーズに商品を提供できるようリハーサルをおこないました。
リハーサルは和気あいあいすぎて本番が心配になります(^_^;)
そして、商品を手にしたお客さんが見た目でも喜んでもらえるよう、パッケージデザインも考えました。
キャンドルナイト感、季節感、与板感、など様々な要素を散りばめましたが、何より子供感があって可愛らしいです。
キャンドルナイト与板のロゴは長岡造形大学の学生さんがデザインしてくれました。ステキなロゴをありがとうございます!
2.いざ本番!
キャンドルナイト与板での子商塾本番!
にじ色スパークリングの販売目標は40個です。
子どもたちが予め友達に声をかけていたこともあり、開店前から待ち行列が。
予期せぬ行列により、テンパり気味の子どもたちでしたが、次第にオペレーションにも慣れてきました。
最初は恥ずかしがっていたお客さんへの声がけも次第に堂々とできるようになっていました。
可愛さを意識したドリンクの見栄え。買ってくれたお客さんは写真を撮ってくれて狙い通りの展開に。
味の評判も良く、リピーターも何人かいて、中には1人で4杯買ってくれたツワモノも。ありがたや〜
順調に売れて目標の40個を達成しましたが、売ること作ることが楽しいせいか、まだまだやりたいとのリクエストが。
最終的には目標数を大きく超えた60個を販売できました。15,000円の利益が出たので子どもたち1人につき、5,000円を分配しました。
3.結果
■売上実績
【にじ色スパークリング】350円
目標40個に対して60個達成。
粗利は約15,000円、子どもたちには5,000円ずつ還元。
【醤油赤飯】500円
目標75個に対して65個達成。
粗利は13000円、出店料や試作費などの経費に充てた
子どもたちは口々に「大変だったけど、楽しかった」と、嬉しい感想が。
今回の目標である
①子どもたちが商いを楽しむこと
➁お金を稼げること
を達成することができました。
子どもたちが初めて自分で稼いだお金。何に使うか楽しみです(*^^*)
4.備忘録
今後、子商塾をおこなう方向けに備忘録です。
・子供たちが調理中にこぼすことが多かった
⇒タオルやウェットティッシュは必須。
・氷無しドリンクだったので「冷たくない」と指摘するお客さんもいた。(材料であるゼリーとドリンクは保冷ボックスにいれてたが、暑さでぬるくなったかもしれない。
⇒1ドリンクに氷を一粒入れて対応。
・先回り営業により開店時にお客さんが殺到し、子どもたちが焦っていた
⇒開店前に直前リハーサルをすることでオペレーションを慣らした。
・焦っていたのはどちらかと言うと接客の方で、はじめは何を言えばいいかわからないようだった。
⇒受け渡し時は「ありがとうございます」と「ドリンクはかき混ぜて飲んでください。」をメモすることで、都度メモを確認して対応。
・トータル4時間販売していたため、子どもたちのお腹がすいていた
⇒順番にもぐもぐタイムを設けた。
・「お手伝いして偉いね」とよく言われた。子どもたちが販売=お手伝いだと思われてしまった。
→都度、子どもたちが主体的に商いをやっていると答えたが、子どもたちが商いをすることを浸透させねばと実感。
・大人のかかわりして、①お金の受け渡しと②塩の計量を、大人たちが確認する予定だった
→②は子どもたちがオペレーションに慣れてきたため、後半ほとんど確認しなかった。一方、①のお金の受け渡しは、お金の計算ミスやオーダーミスを防ぐために、常に大人が張り付いての確認が必要だった。
5.最後に
今回初めての子商塾で準備が大変ではありましたが、子どもたちの楽しそう姿と成長っぷりを間近で見ることができ、やって良かったと実感しました。
LDLメンバーをはじめ、サポート頂いた方々ありがとうございました!