かき氷のトルナド【神戸】
一夏一鰻に加えて、一夏一かき氷もMYルールとしている。
だから、昼は鰻からのかき氷のコースが夏がぎゅっと詰まっていて黄金だ。
それからブーツとか時計とか大きな買い物をして、その後開封式を居酒屋個室でするみたいな1日を過ごしたい。
オールデンの革靴やロレックスを買いたい。友人に高価なソファを買わせて高揚して食事がしたい。タガが外れてそのまま高級な食事がしたい。
今日は予定もあるし、財布も寂しいので叶わなかったが、しっかり鰻の後、かき氷を食べた。
本格的なジャムっぽいかき氷は食べてきたが、今回食べたスイーツ系は初体験。
私はミルクティー、友人はチョコのものを注文する。
これが想像以上にうまい。語彙が乏しいが、ミルクティーもチョコも濃厚だ。
それでいて氷なので爽やかさもあり、こんなに量いらんと例外なくいつも思うが、ぺろりと平らげてしまった。
と言いつつ、中盤からは友人からのなんともデリケートな話を茶化すのに力を注いでいたため、あんまり記憶がない。
こういう時気付けばデリカシーの壁を越えて、自分に別の人格を憑依させて、そいつに責任転嫁して他の人が言わないであろうことを言ってしまう。
リアルに人生の分かれ道に差し掛かっている人を茶化すのは楽しい。とんでもないサイコに思われるかもしれないが、どっち行ってもまぁええことも悪いこともあるから、と達観し始めているからでもあったりする。