フィッシングショー大阪で聞いた話をまとめた

◯ダイワブースでのモリゾー氏へのインタビュー

■この時期のM前攻略法を聞く
・この時期はクリアアップしているのでシャロー帯よりも10g～14gのシンカーを65m～70ｍ程度遠投して”何か”有るところを探してボトムバンプする
・反応がなければ移動して反応があるポイントを探していく。
・ボトムバンプはリアクションで食わせるという意識ではなく、チヌにルアーを見つけさせるという意識で行う。そのため、アクションあとにしっかりポーズさせることが大事。
・基本的には流れが聞いている状況がよいが、長潮で流れが飛びすぎていない状況のときは爆発する可能性がある。
・ラインはpe0.6を使用する。
・推奨ワームはアーバンシュリンプやアーバンホグ

■シルバーウルフロッドの設計思想
・シルバーウルフシリーズはすべて張りを持たせているが、厳しい状況に合わせて設計した。水温が低い時はチヌのバイトが浅くなる。バイトが浅いときは、ラインテンションを抜き、ルアーを吸い込ませてフッキングに持ち込む必要がある。この「ラインテンションを抜いた状態からフッキングしていく」ことを主眼においた結果、ハードソリッド+張りのあるブランクスという設計となった。キャストにおいても張りのあるブランクスは有用で、曲げこんだ際の反発力は飛距離を生む。ただキャストにコツが必要となる。
・ラインテンションの抜き方は、リーリングのスピードを変える、ロッドの角度を変える、テンションを緩めた状態で巻くなどで行う。
・硬いロッドを柔らかく使うことはできるが、柔らかいロッドを硬く使うことはできない。

■キャストについて
・ブレーキを強めに設定して振り抜いていくことを覚える
・12時より前の段階でロッドを曲げる。12時以降は力を抜く
・ロッドを曲げるためには、なるべく長い時間ルアーの重さをロッドにのせる。
・スリークォーターキャストはロングキャストに有効と考えている。

■ベイトチニング初心者向けリール
・ソルティスト80twがよい