フレンチクルーラー2

あぶね、5月書いてなかった。

メイちゃーん！さつきちゃーん！5月といえばトトロである。鬼滅の刃の興行収入が400億だか500億だかを突破したらしいが、みなさん鬼滅の刃の興行収入の話をしていたはずがいつの間にかジブリの話になっている、ということはないだろうか。俺はない。鬼滅の刃の話してんだから鬼滅の刃の話をしろ。だからダメなんだお前らは。

そういえば今日は弟の誕生日だ。「兄より優れた弟なぞ存在しねえ」との先人の教えを守るべく俺は実家に帰っても弟とは一切会話をしない。っていうか優劣とかじゃなく普通に話すことがない。そもそも公務員として立派に働いてる時点でもう俺よりかなり優れている気がするが、それはアレである。ミスリードである。推理小説を1文字も読んだことがない俺ですらそれくらいは分かる。あとよく考えたら弟の誕生日は昨日だった。悪いなのび太、このドラマーは後ノリなんだ。

のび太で思い出したが星野源が完膚なきまでに結婚しましたね。他人事ながら酒をロックで飲みたい気分に駆られました。オッシャレ〜。ガッキーに関しては俺も人並みに憧れがあったので当該のニュースを見た時はさすがに一瞬仕事を休もうかと思ったが、そもそもシンプルに働いていなかった。ええい！ポッキーを持って来い、ポッキーをよ。

神戸のポッキーと呼ばれるほどのスタイルを誇る俺も度重なる緊急事態宣言の延長でライブ中止を余儀なくされ、ドラムを叩く機会を奪われたらいよいよ太ったりするのかなと思ったが目下新曲のレコーディング中ということでむしろさらに痩せてきたりしている。「これが本当のレコーディングダイエット。」←この駄洒落を思いついた奴は俺が責任を持ってドンコ(太ももの筋肉を膝で蹴る)していくので素直に名乗り出て並びなさい。小学校の時ってなんであんなに痛い遊びばっかり発明するんやろ。少年法の改正を求めます。

そういえば小学一年生の頃、毎日「朝の会」ないし「終わりの会」と称するHR的な尺の中で、担任の先生とクラスメイト全員が俺の今朝見た夢の話をただ聞くだけの謎の時間があったことを思い出した。我ながら目立ちたがりを絵に描いたような子供だった為、当時も嬉々として話し続けていたが、毎朝そう都合よく夢を見るわけでもないので、聞き手の反応を見ながらその場で適当に作り話を繰り広げていたことを覚えている。今思えば俺の病的な言い逃れの上手さはこのあたりの経験から培われたような気がする。持ち前の責任感でうやむやにします。

責任感といえば……と、ここまで書いたところで知らない番号から電話がかかってきた。「iPhoneにケースとかフィルムつけなくて大丈夫なん？」と聞かれるたびに、「地面に落とす直前に超スピードでケースとフィルムつけるから大丈夫！」と言い張ってきたが、実際そんなことが出来るはずもなく順調に壊れてきた俺のiPhoneは最近はマイクすらろくに機能せずもはや通話もままらない、といった状態だが、意を決してこの着信に応じてみることにした。そこで俺はびっくりして驚いた。

相手「ヴォーー、、ヴォー、、ヴァーー、、、」

俺「あー、やっぱりダメやな。全然聞き取られへんわ。……ん？いや、待てよ、、？」

相手「ヴォーー、、ヴォー、、ヴァーー、、、」

俺「『ト、、、ト、、ロ、、、』？

『トトロ』、、？

トトロ！

あなたトトロっていうのね！！！」

やはり5月といえばトトロである。