仕事ができる人の3大条件とは?②

仕事のできる人の3大条件、
『段取り』『気配り』『可愛げ』。

2つ目は『気配り』です。

『気配り』は現場の空気を読み取り、
困っている人や滞っている現場に
さりげなくサポートができることです。

と、書いておきながら僕は「気配り」が大の苦手。
苦手というより、鈍感なんです。

会社にロードバイクで出社し、
派手なサイクルジャージを着たまま
部屋に入り唖然とされたり、
サプライズで出してもらった誕生日のケーキを
祝ってもらう前に食べてしまったり。

そんなことも鈍感な僕は後から人に言われて、
やっと周りが引いていたことに気づきます。
なので僕はさりげない気配りができる人に
とても憧れます。

僕が言うのも何ですが、気配りのポイントは、
相手を「慮る」ことにつきると思います。

気配りの達人はさりげなくサポートをしますので、
相手が気付くことがありません。
動線上に当たり前のように必要なものが
準備されているからです。

例えば、気配りが出来る人は、
タレントとお酒を飲んだ翌日に
ロケ前に本人にソルマックをそっと渡したり、
タレントが手が汚れそうな瞬間をとらえたら
ハンカチやティッシュが言われなくても出てきたり
(気配りが苦手なのでよい例えが出てこないw)。
相手の状況を想像して足りないものを
手助けすることが気配りなんだと。

そんな気配りオンチの僕ですが、
ひとつだけ気を付けていることがあります。
それが食事です。

ご飯を食べることが大好きなので、
お腹が空いたまま仕事をしたり、
ご飯がマズかったりすることがイヤなんです。

唯一、後輩に言ってきたことが
「自分がお腹が空いた!と思ったらもう遅い。
 相手はとっくに空腹だと思え」。

自分はしっかり朝ごはんを食べてきたからといって、
出演者やスタッフもそうとは限らない。
ロケや収録が押してランチタイムを
逃してしまうことがある。
おにぎりを用意したりお水をこまめに
渡したりすることが大切だと。

ディレクターは自分のペースで仕事をしますが、
技術や美術、出演者は僕らの指示がないと
勝手に動けません。
確認しないとお腹が空いたり
のどが渇いたりした状態で
仕事を続けることになります。

僕はそれだけは注意して、
ロケ中はまめにごはんタイムを取っていました。

あるロケの時。
前ノリでタレントと夕食を取りながら
打ち合わせをしました。
神戸の有名な焼肉屋を予約して、
たらふく美味い肉を食べさせました。

翌日、タレントは昼から撮影だったので、
僕はスタッフと先に朝からロケ現場に行き
インサートを撮影。
遅れてやって来たタレントに、
僕は優しい笑顔を浮かべて「お昼ごはんです」と
豪華なお弁当を手渡しました。

その時、真顔でタレントが言った一言が忘れられません。

「田中さん、ご飯じゃなく撮影しましょう…」

聞けば前日のロケは
カニをたらふく食べる撮影があり、
実は、打ち合わせの焼肉からしんどかったんだと。

やっぱり気配りは苦手です。。。
みなさんの知ってる気配り、教えてください^_^

『可愛げ』については明日!

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たなりょう
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