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心理学用語に「癒着」という言葉があると知った話
この記事は2024年9月に書き上げようとしたものの、頓挫してしばらく下書き保存されっぱなしだったものです。
9月は、精神科病院に8度目の入院をした月です。
これからのよい予後や退院後の明るい生活のためにどうしたらいいか、考えあぐねているときでした。
使用制限があるスマホを駆使して検索した結果、出会った言葉が心理学の意味での「癒着」でした。
以下、当時の書いた部分です。
「癒着」って聞くと、
・お金に関すること(着服、的な)
・手術、医療行為に関すること(筋肉と筋肉が引っ付いてしまった、的な)
↑こんな意味を想像されるかもしれません。
(もしかして、私だけ?)
追加で、「心理学」でも用語としてあることを知りました。
(ご存知の方、すみませんm(._.)m)
心理学で言う「癒着」とは、調べるかぎり、
(人間関係において)自分とその人との境界線が何かしらの理由でわからなくなり、
感情が自分の感情なのかその人の感情なのかわからない状態になっている
イメージをお伝えした方が早いです↓
端的に言うと、親子関係が近すぎる件。
親が、我が子に過干渉しすぎて…
結婚相手は親である僕(私)が決めます!
とか。
子どもが、自分の親に近づきすぎて…
僕(私)が結婚してしまったら申し訳ない…
(ここまで)
当時、何が書きたかったかというと、
親→子への過保護から生じる諸問題
についてでした。
しかしながらうまく整理できず、半ば諦めていましたが、当時頑張った部分もあるので、それを活かしつつ書きたかったことを再構成します。
❓親の過保護って、無自覚のケース、多いのでは?
❓親が無自覚だから、子も無自覚、という流れがあるのでは?
「かわいい子には旅をさせよ」ができない親御さんは一定数いるはず。
その極端な例が、結婚相手の話題、だと思って当時書きました。
その他にも、金銭管理だったり、門限だったり、「今どこにいるのか連絡させる/する」だったり。
子どもが子どもの世界で自由に行動する年齢に達しているにもかかわらず、いつまでも親と子が「心配だもんね?」とひっついているさま。
私は、↑のシバリが厳しめの家庭で育ったと感じています。
というか、厳しめでうっとうしいので、はじめからこちらがきちんと守る、という策を講じていました。
…これって「癒着」じゃんっ!!
科学的に、論理的に説明がつくことにホッとするような、もやもやが晴れるような、そんな感覚になりました。
もちろん「毒親」家庭もあるけれど、「過保護な親」はストレートにわかりづらいよね?というお話です。
無自覚が蔓延しているなら、「癒着」という言葉で気付けるきっかけになったらいいなぁ、が着地点です。
寝かせた下書きが息を吹き返すことに喜びを感じています。(よく頑張ったっ)