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2020.11.28 F1-M12 ペスカドーラ町田× ボアルース長野 マッチアーカイブ
平戸に祈りましょう🙏
フットボールの面白さが詰まっているゲームでした。
相手を研究した守備、縦志向の攻撃に鋭さ見せるボアルース。
前半に攻め手を欠くも立て直すペスカドーラ。
次第に対応できなくなるボアルースはまるでゼルビアのよう…
(前回の記事)
マッチサマリ
Fリーグ公式サイト:https://www.fleague.jp/score/result.html?gid=63306
前半はボアルースがミドルゾーンで守備の布陣を敷き、ペスカのクワトロやピヴォでの進軍を阻止。対人の間合いが素晴らしかった。立ち上がりの失点が大きく響きそうな内容でした。
後半立ち上がり、ボアルースの守備網を崩すため、ペスカはボール保持で菱形を形成し縦の深さを作る意図を感じました。ああやってスペースを生み出すのだなと。
毛利の立ち位置や、ヴィニシウスのゾーンを破壊するパスに興奮したし、イゴールの縦パスはサッカーだとビルドアップの出口への供給みたいですね。
見事な逆転劇でした。対するボアルースはフィニッシュワークや自陣ブロック守備などカウンター以外の所でディビジョン1を40分通す戦いがなかなか難しそうです。カウンターの質も高めたい。
ゴールハイライト
得点
21’40” 見てくださいヴィニシウスのこのトラップ! 足裏ワンタッチでボールを大きく動かして...一気に仕留めた!
⇒ワンフェイクで相手3枚をズラしてここしかない所に決めるとかエグい!エグすぎる!!
22’33” そこしかないわずか数センチの神コントロール! ヴィニシウスがエリア付近右のFKから直接突き刺した!
⇒何度でも言う。ヴィニシウスがエグい!エグすぎる!!動くの予測してGKの最初の立ち位置狙うのかよ。
23’15” わずか2分で3得点! 怒涛のアタックで逆転弾を決めたのはペスカの新9番・中村充! 倉科亮佑のアシストも◎
⇒被セットプレーから電光石火カウンター。長野はアラがカバーでフィクソ位置に入たのにボールにいってしまったのが運の尽きだった。
29’21” ルーズな守備は見逃しません! 中央の室田祐希がコースを突いたコントロールシュートを決めて敬礼ポーズ!
⇒こちらもセットプレー。相手の利き足を意識した守備は大事だと思った。
33’35” 今日もNEWジェネレーションズで決めた! 倉科亮佑&菅谷知寿&本石猛裕が関わり最後は中村充の強シュート!
⇒中村のシュートが素晴らしい。それ以上に手前の2つの2v1に痺れた!
失点
02’17” 丸山将輝が6試合ぶりに決めた! 味方のシュートのコースが変わったところをファーで気合のフィニッシュ!
⇒痛い被カウンター。スライディングの是非や出し足の選択とかイゴールに託すかの判断とか。
21’59” 田村佳翔がワンチャンスを決めた! 相手GKと味方が競り合う混戦からのこぼれた球を思い切りフィニッシュ!
⇒ロンボでセカンドボール回収とかサッカーみたい。イゴールが飛び出したくなるスローだった。痛い勝ち越し弾だったけど万策尽きてる感もあった。
データ分析
チームレーティング
セットプレーからの得点が3なので、5得点したのにORtgが1.83。
ペスカはセットプレーが脅威ですね。これが平戸に祈る🙏の力(違)
ヴィニシウスをメインに室田がいるなどバリエーションが多彩で相手からすれば厄介オブ厄介。
なおポゼッション数は109。
攻撃回数・シュート本数
ペスカの試合では自他ともに130回前後の攻撃と40本近くのシュートが見られそうですね。
ボアルースも勝利数こそ少ないものの攻撃・シュート回数は稼いでいると。
如何に相手を剥がすか、動かすかがとても大事なのが伺えます。
被シュート分布
被シュート分布を整理し危険な状況を可視化する。
(破線:非危険 ○:危険 ☆:失点 赤色:セットプレー)
※相手陣内ロングシュートは除く
(前半)
(後半)
被シュート分布を見ても前半は難しいゲーム内容だったように見えます。
後半、相手を防戦一方とまでは言えないものの、被シュート回数を抑制できたペスカの戦略は見事でした。
パワープレーに別の色付けしようかなあ。
面白いゲームでした。ゼルビアがちらつくボアルースはブラッシュアップできるよう頑張ってほしい!
フットサル・ぺスカに詳しい方、アドバイス下さい🙏
(エンブレム使用に問題があればお知らせください)