解説者・相馬直樹 ご拝聴所感 甲府×仙台 (J2) 2022/04/03
このnoteは相馬さんの解説に対しての所感ツイートをまとめただけの誰得記事です。
まずは全く読まれないと思っていたツイまとめを多くの方が読んでくださりましてありがとうございましたとお伝えしたいと思います。引き続き投稿できたのは、次もぜひとの声援が引き出してくれたからだと思います。改めて、ありがとうございましたとお伝えしたいなと思います。
と、相馬さん試合後コメントの冒頭を真似して感謝しつつ今回は DAZN「甲府 vs 仙台 : 第8節」で解説された相馬さんのお言葉引用とアタクシの所感を織り交ぜたツイを貼っていく。
よろしければ過去記事もこちらのリンクからどうぞ。
<<次回(群馬×横浜FC) (大宮×徳島) 前回>>
早くも解説感を掴んだのか、それとも実況者との相性なのか、鋭い説明が増えてきた相馬さん。未視聴の方はぜひとも放送を見てお言葉を聞いてほしい。なお試合は崩し方で上回った仙台が失点より得点を多く取り勝利した。
![](https://assets.st-note.com/img/1648988884098-TfI1HIjqsU.png?width=1200)
試合前のお言葉・所感
(仙台4位も連敗中)失点の部分も含めて気になる。
— TanaLife (@TanaLife) April 3, 2022
(甲府去年3位も20位4戦未勝利)なかなかリズムが取れない。ただ前節ドローだけど良いゲームができたなというのがあると思う
雨の中でも集まってくださったサポーターの皆様にホーム甲府はひとつこの前良いゲーム出来たのを勝利に繋げたいと思っていると思う。
— TanaLife (@TanaLife) April 3, 2022
(甲府前節秋田戦)切り替えの部分で自分たちのゲームの流れに持っていけた。ただ点が取れなかった。これは一つ課題だと思う
— TanaLife (@TanaLife) April 3, 2022
(仙台前節大分戦1-3 ここ3節8失点)少し失点の多さが続いてしまっている所を出来るだけ早く修正したいと思っていると思う
— TanaLife (@TanaLife) April 3, 2022
(リラについて)ポストプレーでは良い動きをしているけど、ゴール前に入ってフィニッシュに持ち込む、点をとる、ワントップの仕事をしてほしい
— TanaLife (@TanaLife) April 3, 2022
(皆川について)(仙台は)失点を減らすという所もあるけど点をとる、勝ちにこだわるゲームになると思うので、中山が抜けたなかでゴールでチームを勝たせられるようにしてもらいたいなと思う
— TanaLife (@TanaLife) April 3, 2022
実況和泉さんが両監督から自信とアグレッシブのワードが出たとナイスパス。相馬さんについてリサーチしてきたのでは?
— TanaLife (@TanaLife) April 3, 2022
相馬さん、勝ちが来てない状況で気持ちの面で前向きにさせられるか、そう言った言葉を選ぶことも大事だと思う。と答える
(試合の入りについて)どちらも先に失点したくない先に取りたいのがある。立ち上がりからぶつかり合う、挑む、アグレッシブにやる所が出てくるのではないか、その辺に期待したい。
— TanaLife (@TanaLife) April 3, 2022
もろに自分の哲学入ってます!笑
仙台は10分あまりで先制を許している。立ち上がり守りから入ると思うかと尋ねられ、いやまあと言い、自分たちのゲームにしていく、良い攻撃をすることで相手にチャンスを与えないことを考えると思うとコメント。
— TanaLife (@TanaLife) April 3, 2022
どちらも敵陣で長く過ごす立ち上がりしたいと思うと
ボール保持にこだわらないと思う。勝ちが必要なので、特に立ち上がりはシンプルなプレーが多いと思う
— TanaLife (@TanaLife) April 3, 2022
(甲府予想3-4-2-1) 立ち上がり長いボールを使う上で中盤の松本、山田のところでボールをどれくらい回収できるか。そういった所が攻撃の時間を増やせるかどうかになっていくと思う
— TanaLife (@TanaLife) April 3, 2022
(仙台予想4-4-2)センターバック、フォギーニョと鎌田のボランチ含め、中央の一番大事な部分で3人変わっている。4-4-2の形だとサイドを活かすのは中央の4人。どれくらいゲームをコントロールできるか、ボールを支配できるかが大事になってくる
— TanaLife (@TanaLife) April 3, 2022
皆川、富樫がボールを引き出す、収めて前向きに他の選手たちがプレーできる、そして最後にフィニッシュワークの所で違いを見せられるか
— TanaLife (@TanaLife) April 3, 2022
前節までの課題、勝ちへのこだわり、序盤展望(シンプル)などの説明が分かりやすく、どんな人が聞いても楽しみにさせてくれる内容だった。
前半のお言葉・所感
突破タイプの槍と例える。仙台はボランチのタメなどでサイドハーフの選手を活かすための時間を作りたいのではとコメント
— TanaLife (@TanaLife) April 3, 2022
1:40あたりの石原のパスから敬真が抜け出したシーンを評価。相手を引き出してサイドに流れスペースを作る動きが狙いとして出ているとコメント。
— TanaLife (@TanaLife) April 3, 2022
敬真のクロスは跳ね返されるも、セカンド回収から相手を押し込む攻撃となった
仙台の立ち上がり、後ろのボールの動かしがスムーズ。相手より早く準備してスペースのある所にボールを運んでということができていて良いと評価。
— TanaLife (@TanaLife) April 3, 2022
というか甲府が様子見すぎないか…
と思ったらすぐさま、比較すると甲府は消極的とコメント
甲府は仙台の4-4ブロックの左右を使いたい。逆サイドが空いているということ。そういった狙いを持ってやってきている。by 絶対4-4ブロック敷くマン
— TanaLife (@TanaLife) April 3, 2022
内レーンに移動するSHのことを「インサイドハーフ」というかとコメント
— TanaLife (@TanaLife) April 3, 2022
10:30 皆川ゴール。仙台がかなり前向きにかかっていた。サイドハーフが中に入ってそこから外
— TanaLife (@TanaLife) April 3, 2022
甲府が奪いたい、リズムを変えたいならばもう少し守備ラインを前に持ってこなければ難しい。
— TanaLife (@TanaLife) April 3, 2022
ワントップの皆川に5人の選手が並んでいる状態。言ったら9v5をフィールドでやっているようなもの
(なので仙台がゆっくりとビルドアップできる)
鳥海が何度か良いところでボールを受けていると評価。キムテヒョンと石原の間のスペースに顔を出せていると表現
— TanaLife (@TanaLife) April 3, 2022
甲府は背後をしっかりと見ていこう、縦の深さを意識しているように見える
— TanaLife (@TanaLife) April 3, 2022
18:30 長谷川ゴール。敵陣で圧力をかけたなかでボールを奪う。逆サイドの斜めの所で前を向けた。
— TanaLife (@TanaLife) April 3, 2022
仙台はもう一段寄せないとと言ったところ。平岡なのか間瀬なのかどっちなのかボックスのところですから。長谷川は調子が良いから足を振らせたらこういうことが起きる
※真瀬の誤記です
さらに仙台の得点後のテンポダウンも指摘。後ろでボールを動かす時間が増え、早く前に運ぶ、大きく逆サイドに変えるといった得点前は準備が早かったものが、リズムを落ち着かせる意識が働いたかもと推測 https://t.co/Pm8xfXDRxg
— TanaLife (@TanaLife) April 3, 2022
(前半の半ばあたり)甲府が前から相手の立ち位置、狙っていることも含めて対応できてきている。そういうのが前でボールを奪いにいく圧力になっている所に繋がっている
— TanaLife (@TanaLife) April 3, 2022
(30分辺りの沈黙状態)お互いに準備してきたものが対応され始めて、次の手と言った所が出てきていない
— TanaLife (@TanaLife) April 3, 2022
ボランチが回収後にボールを下げるとセットアップしたところに攻めることになるため、お互いに中盤でボールを失い合っていることが続いている。
— TanaLife (@TanaLife) April 3, 2022
切り替わった瞬間に攻めることを入れていく必要性を指摘 https://t.co/B69FbJEK9O
お互い次の手を考えているようでボールを受ける動きがなくなっている減っている。
— TanaLife (@TanaLife) April 3, 2022
この試合めっちゃ指摘されている!
ボランチとしてボックストゥボックスという仕事
— TanaLife (@TanaLife) April 3, 2022
石原からのワンタッチの(裏狙い)パスは立ち上がりから狙っている
— TanaLife (@TanaLife) April 3, 2022
皆川の守備も含めたパフォーマンスについて尋ねられた相馬さん。スイッチの一番手になっていると答えた後に、攻撃で中央いることで相手のディフェンスラインを引っ張っている。それにより仙台の中盤が前を向く時間を作れていると評価。マクロな目線で回答する
— TanaLife (@TanaLife) April 3, 2022
前半終了。自分たちの時間で点を取った仙台。そこのテンポが落ちたところで奪い返した甲府の形。その後はお互い攻め手が無くった部分があり、後半に向けてベンチから指示が出るだろうとコメント
— TanaLife (@TanaLife) April 3, 2022
甲府が盛り返した原因を仙台のテンポダウンと考察したのがさすが。チームを最初からトップギアで挑ませる志向だからこそギアが落ちるを見抜くのも早い。
ハーフタイムのお言葉・所感
(スタッツ シュートが全て枠内) もうちょっと撃てるチャンスもあったのかな、そういうことでもあるかもしれないけどですね。
— TanaLife (@TanaLife) April 4, 2022
手厳しい!!
(仙台陣地のプレーエリア割合が多い) 仙台ビルドアップに対して甲府はワントップのリラでプレッシャーをかけれなかったと指摘
— TanaLife (@TanaLife) April 4, 2022
平均ポジションに関しては位置取りの証拠くらいの解説。
— TanaLife (@TanaLife) April 4, 2022
左SH氣田が中央に分布されている結果を見ての「バランスよく攻める必要は別に無いんですけれども」にアタクシ歓喜!
ただその後に「左の前の展開を増やせるとどちらからも攻めれる形になる」と言ってます笑
チームとしての仙台の右攻めは評価
(仙台得点ハイライト) 富樫が前に流れてボールを引き出す。ウイングバックの裏で3バックの脇をスペースで取りに行く。
— TanaLife (@TanaLife) April 4, 2022
相馬さんの対3バックの考え方そのもの的なコメント
(甲府得点ハイライト) 敵陣で取ったボールを逆に持って行けたところ、それも下のボールで持って行けて長谷川もワンコントロールで前を向けた。仙台は詰める時間あったけれども何とか詰めたかった
— TanaLife (@TanaLife) April 4, 2022
(甲府セットプレーでヴィスキのターゲットが目立つ) 準備してきたところと推察
— TanaLife (@TanaLife) April 4, 2022
(リラのスタッツ) パスはできているけどシュートはできていない。ワントップとして点と取るところに入ってきてほしいし味方も合わせたいところと指摘
— TanaLife (@TanaLife) April 4, 2022
(甲府前半シュート2本) そんなに少ないとも思わなかった(=チャンスまたは高い位置のプレーはできていた)とコメント。
— TanaLife (@TanaLife) April 4, 2022
ただし、エリア内に人がすくないため攻めている割にシュートに繋がらない部分は指摘。フィニッシュに繋げる中の入り方や二次攻撃する形が必要
(先ほども仙台はゴールの後どうするかの指摘があったが) 動き出しが遅れると狙っていることが出せない。出来ていた先読み(ポジション、スペース活用)がどこかで誰かがサボってできない。ボールが戻る間にロストして自陣で守備をさせられる流れになってしまったと推察
— TanaLife (@TanaLife) April 4, 2022
スピードが上がるとなった瞬間に全体がこのゲームで狙っていたことのイメージをパッと出せるとまたゴールに近づくシーンが出てくると思う https://t.co/bYyJ6eu5ZU
— TanaLife (@TanaLife) April 4, 2022
(両チーム)是が非でも勝利が欲しい一戦。後半立ち上がりからロッカー(ルーム)で出た指示、狙いの変更含めて変化が出るか。それをまた相手との穴のでき方、強弱の付け方で変わるところが出てくるんじゃないかと思う
— TanaLife (@TanaLife) April 4, 2022
この段階でアタクシ神回と認定。
後半のお言葉・所感
(46:00 仙台ダイレクト志向の攻め) うまく間に入り込んだ。先にボールが動いている間に次の準備が出来ている証拠だと思う
— TanaLife (@TanaLife) April 5, 2022
(47:15 仙台勝ち越し) こぼれ球を押し込む敬真がキーパー準備する前に良いタイミングでワンタッチシュートしたことを評価。
— TanaLife (@TanaLife) April 5, 2022
アタクシ的には鎌田大夢が再三グティパス決めていてエグい
仙台が相手の2ボランチと3バックの間のスペースに入り込むことを徹底してきている
— TanaLife (@TanaLife) April 5, 2022
甲府はサイドを変えるということをまた強調しているかもしれない。ロッカー(ルーム)の中でそういう指示がでたかも
— TanaLife (@TanaLife) April 5, 2022
吉田監督のハーフタイム指示で右サイドにアイデアと積極性を求めたことについて。氣田が内側に入る分のねらい目が見えているかもしれないと推察
— TanaLife (@TanaLife) April 5, 2022
(仙台、ハーフタイム指示を受けて) テンポは速くなっている。ワンタッチで顔が上がる瞬間に受けるのが準備できていることが増えている。続いている間にもう一点狙っていきたい。
— TanaLife (@TanaLife) April 5, 2022
「顔が上がる」を結構使うのだな
後半に入って鎌田が少し前めで積極的にボールを受ける。ちょっと前半はお客さんのような感じで先輩たちに遠慮している部分があった感じがした
— TanaLife (@TanaLife) April 5, 2022
(仙台3点目) 2トップの形ではあるがフォギーニョから鎌田へのパスにワンタッチから背後に入れろと言うメッセージが付いていた。
— TanaLife (@TanaLife) April 5, 2022
素晴らしいゴール。チームとして狙っていたプレー。ここまでワンタッチで2トップが背後に抜け出すシーンが多かった。準備してきたところだと思う
(3点目を取った仙台) ここ(63分)からはゲームをコントロールしながらというのはあると思う。3連戦の最後のゲームになるから
— TanaLife (@TanaLife) April 5, 2022
(甲府2点目) 少し結果論になるかもしれないけど、(仙台は)5バックにしてサイドでの圧力が落ちてしまった
— TanaLife (@TanaLife) April 6, 2022
甲府も三平パライバと中央2枚ターゲットにした。結果的にそこが点になった形になった https://t.co/fwWBUnsUgP
— TanaLife (@TanaLife) April 6, 2022
(93:25 仙台が持てる場面で大きくクリアして) 運びたいけど…まあ割り切って全体が統一できていれば良いと思う。
— TanaLife (@TanaLife) April 6, 2022
アタクシ二度目の歓喜!
(試合終了 仙台について) 前線が取った。そしてゴールの道筋が狙いとしてあった、仙台として出来た。もちろん2点失ったという所に関してはまだというのがある
— TanaLife (@TanaLife) April 6, 2022
前半の鎌田への評価が厳しかったことにまあまあ驚いたけど勉強になる。
試合後のお言葉・所感
(敬真の試合後インタビュー後、にこやかな表情と言われるなかのコメント)
— TanaLife (@TanaLife) April 6, 2022
真面目なところがある選手でそこが良い部分でもあるけど、(敬真が)いま言った楽しもうと思えた部分も今日の結果につながったと思う。(自分よりチームメイトを称える)そういう選手、男だと思う。
FWだから、中盤の作りに参加したり守備をしたりすることも大事だけど点を取るところに存在感を出せるかどうかが大事。それによって自信・価値も上がってく。それは分かっていると思う https://t.co/sYyyOTO5yL
— TanaLife (@TanaLife) April 6, 2022
(甲府について) 2点目がどこ(=サイド)から取れたかをもう少し上手く使えたら良かった。中央と外と両方を使いながら最後3点目を取りに行ければ。一番最後はロングボール一辺倒になってしまった。そういうシチュエーションにならないようにしなければならないのも当然ある
— TanaLife (@TanaLife) April 6, 2022
(未勝利が続き) 自信が失われるのもあるが2点取れたことはポジティブに次に繋げなければいけないと思う。
— TanaLife (@TanaLife) April 6, 2022
ただ今日はずっと先行を許してしまう展開なので、前後半の立ち上がりを修正していくことになると思う https://t.co/nxOOHdGhZX
(甲府3バックのどこを修正すべきか) 3バックだけではなく全体としての部分はあるが1失点目後にベンチが「ボールに出ろ」と言っていた。少し重心が重いような形。人はいるがボールにいけない状況になっていた辺りを修正していかないと最終ラインも最後何をして良いか、どう守って良いか整理されてこない
— TanaLife (@TanaLife) April 6, 2022
仙台は早いうちに主力が抜ける選手が変わるシチュエーションが来てしまった、負けも来てしまったけど、勝ちに持っていく作業を勝ってたときの主力ではない選手たちで奪い取ったのは非常に大きい
— TanaLife (@TanaLife) April 6, 2022
(ハイライト 甲府2点目) ワンタッチで(クロスを)入れたことで対応が難しい状況となった。中を2トップにしたことによってニアとファー両方詰めることができた
— TanaLife (@TanaLife) April 6, 2022
(甲府) 立ち上がりの失点は重要なポイントだった。どうゲームに入っていくかは一週間の作りでもあると思うし、そこも含めて良い準備を次に向けてできるようにやっていくと思う
— TanaLife (@TanaLife) April 6, 2022
データでの振り返りは今までのコメントのおさらいだった。敬真についてのコメントはアタクシがこの試合で最も胸が熱くなったのは言うまでもない。
解説から相馬さんのサッカー哲学を改めて学ぶ。この沼は至高だ。
相馬さんへの解説・監督のご依頼はこちらまで。