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ミドリVSナオミ 1/9

【エスカレーション0/ミドリ調教 PART3】のテキスト作業。「くりいむレモン/エスカレーション」の二次創作作品。3部作のいよいよ完結編です。前回の事件からミドリが如何にしてナオミお姉さまに完堕ちするか。

前半、ミドリはナオミを拉致監禁し拷問します。
拷問方法はいろいろ迷いました。何がいいか?
電気警棒による電気ショックと、シンプルに殴打に。
ネットでざっと調べたところ、1980年代半ばでは護身用のスタンガンはまだ普及していなかったようですが、電気ショックを与える武器は存在していたようなので採用しました。フィクション度が上がりますがアリとします。
ならばアイデアが出なくて迷っていたミドリの恰好もフィクション的な拷問官のイメージで行きましょう。裸に黒手袋にすることにしました。
そこにはサスペンダーも欲しい。映画「愛の嵐」のシャーロット・ランプリングのイメージ。引用したい。背徳感。宿命。

執拗な殴打は北野武監督の映画「その男凶暴につき」のイメージで。何度も何度も何度もビンタする。ミドリは、ナオミの美貌を腫れあがって変形するまで執拗に殴る。

「エスカレーション」のモチーフは百合とSMですが、この第3部はエッチ期待のライトなSMからはややオーバーランな感じになりそう。

ドラマの最大の山場で難所。
ミドリがナオミに完全に落ちる場面。
やっぱり簡単に書けない感じ。それでも書き始めてみなければすすまないので、絵で何度も何度もスケッチの線を引くように、少しずつ言葉を重ねていきました。
キャラクターの底が露わになる場面です。
読者が感動するのは、キャラクターの隠されていた本質が露わになる場面です。
ナオミとミドリの本当の顔が現れる。
ナオミはボコボコに殴られた無惨なブス顔。
ミドリは幼い子どものように泣く。

後半は加速度的にエスカレーションする悪徳!
PART1でナオミとミドリが原書で読んでいた「悪徳の栄え」のように。


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