「ちゃんと対話してください」 【活動報告】10/1
得点が1.5倍になる「親」番、たとえ高くない手であってもここはどうしてもアガりたい場面。
しかしそこで、手の進行よりも他の対局者に「どうやら「親」はかなり大きな手になっているかも?」とギリギリまで思わせておくことを優先する。手の内を明かさない。
そうやって、「親」のこちらよりよほど良い手を途中まで進めていた体協者を勝負から降ろしてしまう。結果として安い手をアガれなくてもゲーム全体の流れをこちらに有利に持ってくる。
これは昨日の麻雀教室での一局です。
勝負の綾の片りんに触れた感じがして感動しました。
「ちゃんと対話してください」
と先生は指導の際に何度も仰います。
牌と、局面と、対局者と、自分と。
おそらく麻雀は上級者になればなるほど卓上が豊かで面白いのもに見えてくるのでしょう。
さすが昔から世界中で楽しまれているゲームです。