夢を解釈すること
過去の夢を振り返ったとき、当時の解釈とは正反対の解釈が見えてくるのは、一つ層を上がったからです。別の視点が生まれるというのは、そう容易いことではなく、進化することで生まれるものです。一つの夢に対して7層すべて、7つの解釈をしようとするとき、下の層に行くと分割が進むので、一つの層で無数の解釈ができる可能性があります。つまり個人所有の印象は様々で、癖こだわりに基づく解釈は様々にできるということです。
まず夢の意味を考えるとき、たとえば、よくわからないけれど度々出てくる登場人物について、どういう感情、どういう印象を抱いているのか、自分の中から引き出してみるとよいです。その人について言葉にしてみると、夢が何を表しているかがわかってきます。そしてどんな気持ちを抱いているのかがわかるだけで、夢に登場しなくなることも多くあります。理解したものは手から離れるということです。
夢が進まないな、と感じるときは、もう一度解釈し直してみるとよいです。解釈を変えてみたり、理解しきれてないところを考えてみたり、突破口を見出そうとしてみたり、色々してください。それが進化に繋がります。