空腹を体験しよう

肉体は地球からの借り物で、肉体は地球産の物によって維持されています。つまり食べ物を食べることで肉体は維持されるわけですが、特に固形物を食べることは、肉体の物質性を強めるように感じます。断食のように、空腹時間をいつも以上に取ることは、肉体の物質性を弱めます。普段、空腹を感じないように食べ続けている人の場合、空腹とは生命の危険を感じるもので、自分が消えそうになるような不安を感じるかもしれません。空腹であることで、人間関係がどんどん解消されていき、お金がどんどんなくなっていき、ベッドは壊れ、家が傾くような、そんな不安や寂しさ、恐怖を感じるかもしれません。

肉体を自分だとしているから、食べていないと不安になるとも言えるし、肉体から離れやすいから、離れないように食べている、ということもあります。なので、空腹を試してみるといいです。少なくとも16時間。空腹によってちゃんと肉体の重さを感じると、身体は軽くなり、肉体という固形物が借り物であると実感できると、星への道が開きます。

いいなと思ったら応援しよう!