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フォーカス15と帰還

最近、時間を見つけてヘミシンクをしています。
ヘミシンクの便利なところはフォーカスレベルが設けられていることで、たとえばフォーカス10は寝入りばなのウトウトした意識状態で、フォーカス27は月のステーションレベルです。

バイノーラルビートと同じように、変性意識状態を作るために構成された音声プログラムなので、CDを聴くだけです。夢や、寝入りや寝起きの変性意識に慣れていると、ヘミシンクのような誘導があると、おじさんのイケメンボイスにツッコミを入れたくなったりするので、慣れが必要ですがおもしろいです。

フォーカス15では、スライド映写機の、フィルムが差し込まれ並んでいるようなものを上から見ていました。映写機のように、きれいに円形に並んではいませんでしたが、重なり合うフィルムは月のミルフィーユやアカシックレコードと言えるものでした。

フォーカス15の意識レベルでは、過去世や来世など、時間を越えて見ることができると言われています。フィルム一枚一枚を確認しなかったけれど、すべてのフィルムを重ねて映写すれば複雑な映像になり、何が何だかわからないものになりそうだな、と。

このフィルムが重なったものが、今この肉体を持った私の癖やこだわりを作り出すわけですが、重なって訳が分からなくなった今の私を整理するには、このフィルムを一枚一枚見て見るのもよいかもしれません。生まれ変わり回数が300回だとして、300枚見るということではなく、概ね12枚なのでそんなに大変ではないはずです。

それと、ゴーイングホームの帰還が気に入ってよく聞いています。私のことをまるで家出少女のように扱い、「やっぱり帰ってきた」「お帰り」と言ってくる人たちが登場して目が覚め、「なんでお帰りなのか?」と不審に思っていましたが、「帰還」というプログラムだったので、そりゃそうですね。

故郷の恒星というのは、実は、実家のように帰るのがめんどくさいし、なにも新鮮なものがないと感じるものです。帰ったらまたたくさん食べさせられるのかー、みたいな。

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