思い込みを減らす

同じ言葉を聞いていても、同じものを見ていても、同じように理解していることは少ないものです。それはなぜかと言うと、個人には見えているものと見えていないものがあり、全体ではなく部分だからです。それが勘違いや思い込みというもので、文章の一言だけを見て、全文が見えないから、まったく異なる理解に至ることがあり、自分が内心否定しているものに関しては、他の人も同じように否定していると思い込んで話を聞いていたりします。進んでいないと思い込んでいるから、進んでいても気づかず、進もうとするから、進んでいないと思い込んだりもします。

何か過大な要求をされているように思いこんだり、バカにされていると思い込んだり、自分でやらなきゃと思い込んだり、色々な思い込みをするわけですが、いつでも「どうしたいか」を考えてみるとよいです。何ができて何ができないか、何がしたくて何がしたくないか、そして何をしてもらいたくて、何をしてほしくないか。そうやって向き合っていくうちに、思い込みは減っていきます。

いいなと思ったら応援しよう!