夢に向き合う姿勢

夢の意味を知ろうとすることは、自分を知ろうとすることです。自分で気づいていない自分を知るために、夢を解釈しようとするのですから、本心、本音を知ったとき、予想通りで快適だとは限りません。「そんなこと感じてるのかー」とガッカリしたりビックリするものだと思っていた方がよいです。夢の体験はエーテル体の体験で、エーテル体は肉体に対して影で、闇で悪なのだから。

肉体を持った自分を自分だと思って生きているなら、夢の意味を知ったとき、自分の本当の姿を見て驚愕するはずです。自分だと思っている自分を否定するような自分に出くわすことにするからです。本心、本音、自分らしさだと思っていた癖とこだわりに直面していくことは、辛くないはずがありません。ずっと自分以外のもの、外側のものに吠え続け、つまり外側に希望を見出し続けて生きてきたなら、自分と向き合い始めたとき、血反吐を吐く思いで、取り組むことになるかもしれません。

自分と向き合いはじめと言うのは、光に張り付いて生きているので、影が濃いです。なので向き合いはじめには、何かヤバいことに手を出したんじゃないか、これは間違った方向なんじゃないか、もっと快適に生きるべきなんじゃないか、と感じることがあります。自分に向き合うことに慣れてくると、影は回収され、影は影のまま対話可能なものになっていきます。すると自分という存在に対する深い実感を得ることになり、そのうち本質的自己を取り戻します。

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