火と水

火が弱く水が強いと、言いたいことが言えず、いざという時言い返せない、ということもありそうです。後になってから怒ったり、怒っていることに気がついたり。火が水に消されるということです。ですが、誰かのため、誰かを守るためなら喧嘩することができます。水に守られた火とでも言ったらいいのでしょうか。で、これが良くないということではなく、火が弱くて水が強いというバランスを自分のものにすればいいわけです。火を強めるのではなく、水に守られ火を燃やせばいいわけです。また火は創造性や精神性に生きるので、土からすると取るに足らない、ばかばかしいことに夢中になり、ただ遊んでいるだけに見えるものです。それでも火は気にしません。

誰かのために絵を描く、何かのために我を忘れて遊ぶ、そうしているうちに、火が水を凌駕することもあるかもしれません。

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