四元素は混ぜるな危険
四元素は循環するもので、混ぜることはできません。それぞれの元素を純化させていきましょう。たとえば火は風と仲が良くても、融合させてはいけないし、相対する土や水が火に成り代わるわけにもいきません。
土の作る限界や秩序に水が混ざると、地域限定のルールやいわゆる常識に、共感によって他人を引きずり込もうとする、現代風泥水になります。土や水が火に成りすますなら、火は消されていることに気がつかず、「誰かのために」や「他者に認められるために」を信念として生きることになります。火はより大きなサイズの水に消されることで、より燃え上がることが可能になりますが、泥水世界に足を突っ込んでいると、水が火の「ふり」をすることが出てくるということです。
火だけでなく、風も泥水によって汚染されることもあり、風が運んでくる情報は、環境から与えられたルールに基づいて書き換えられます。カラスが鳴いたら不吉な予感がしたりします。本当は目的地を教えてくれているにもかかわらず。
元素のなりすましは、その人の中の元素の得意不得意によって、成りすましているように見えるだけですが、元素を純化させていくことをイメージすると、きれいに循環していきます。他元素を意識することはあっても、混ぜて考えてはいけません。違いを明確に。混ぜるな危険です。