スピリチュアルはオシャレらしい

「最近、若い人の間ではスピリチュアルがオシャレになっているらしい。」という言葉を聞きました。どういうことなのか詳しくわからないし、この人がどういう気持ちで、たとえばちょっと否定的な気持ちを持って発言したとか、それもわかりませんが、私は「いいね」と思いました。オシャレというと金星です。スピリチュアルが金星的性質を帯びるのは、どこも間違ってはなく、むしろ金星シリウスのラインに帰還プログラムがあります。

今よりもっと健康になりたい、もっと自分らしく生きたい、など「もっと」「より」というのは、中央の柱ではなく左の柱です。月は何も欲しないけれど、金星は「もっと」と言います。自分らしさを掘り起こす時、月だけを見ていても、それこそ勘違いの中をぐるぐるして、掘り起こすことも飛び出すこともないものです。「スピリチュアルがオシャレ」と聞くと、「そういうものじゃないよね」「もっと真剣にね」と感じる人は多いと思いますが、自分の限界を超え、死と再生を試みるセラピーをするときに、「楽しみましょう」という姿勢を持ち、楽しく仕事をしているセラピストも多いわけなので、文字通りスピリチュアルは楽しく軽いもので、気づきを得て意識が拡大していくことには、真の楽しさがあります。

私の金星の年齢域の頃には、スピリチュアル的な人は「電波」などと呼ばれて、やはり否定的に捉えられていましたが、スピリチュアルがオシャレとか電波とか、どちらも核心をついているようにも見えます。

より高く広い視点から見ると、勘違いしているなーと気がつくことが多くなりますが、その場所が安定し、より高く広い場所に立つと、その勘違いも自分から分割したものなので、その勘違いの中に分割する前のものが見えてきます。

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