ペルソナ
水瓶座のサビアンシンボルには、一人の人が様々なキャラクターや役割を持ち、臨機応変に脱着するようなシンボルがいくつか見受けられます。つまり一つではなく幾つものペルソナを持つということで、風の時代にはそれが大事なことで当たり前のことになります。土の大地に根差すと、その場所に相応しい役割を生きることになりますが、風のネットワークが自分になると、どこに下りるかによって役割は取り換え可能なものになります。ペルソナは仮面なので、嘘をついているとか、本心でないとか、本当の自分を隠しているとか、わりと否定的に受け取られやすいかと思いますが、これもやはり土から見たときの感じ方です。
ネットワーク状の自分は、場所に縛られず様々な場所に自由に下ります。それはネットワークに自分があるからで、このネットワークは地上的横の繋がりではなく、天上的繋がりと言えるような、より大きな所属先での繋がりです。部分でなく全体が自分だと、部分であるペルソナに縛られることはなく、仮面に支配されることがありません。そうなるとペルソナは、否定的なものではなくなります。