輪廻転生というマラソン

私が輪廻を見るときは、円形を意識させる土手に意識の切り替えポイントがあったり、円形の湾を囲む港に仕切りのフェンスがあったり、とにかく、果てしなく巨大な円が、フェンスのようなもので仕切られているイメージです。意識の切り替えポイントを越えたり、フェンスを乗り越えると、「自分が変わる」感じになります。この意識の切り替えは、一瞬回転するような、一瞬はじき出されるような感じになります。

輪廻転生という切り替えポイントは、私にとってはフェンスのようなもので、完全に遮断されておらず流通しています。前世、今世、来世という箱が並んでいるというより、川の流れにフェンスや網が仕切りを作っているような感じです。はじめてフェンスを越えたときは、「なるほど、こうすればいいのか」みたいな感じでした。

また輪廻の輪を流れていくことは、土手マラソンのようで、そんなに受動的ではないというか、走らないといけない7戦車という感じです。ただ、切り替えポイントは未知で突然変わるので、元の道というか、元の目的を思い出すのに少し時間がかかりました。

そんな体験をしているうちに、この時間の流れの外にはじき出されました。

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