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turbo1019
月の体
地球に対して月が足りないわけですが、足りないはずの月を認識し、自分のものにできるなら、月の立方体が完成します。翳りのないエーテル体です。
お昼寝していて目が覚めると、月が夕陽に照らされて真っ赤になって昇り始めていました。またウトウトして目覚めると、月は一つではなくたくさんあり、まるで星のカードの大きな1つと小さな7つの星のようでした。
月を揃えるというのは、要するに、月に振り回されず、月を飼い慣らすということです。月は11力のカードの獣だと考えてもいいし、感情体だと考えてもよいです。感情体の7層のうち、高次なものは恒星にたどり着き、低次なものは憎しみや嫉妬に支配されます。低次な部分には個人性があり、高次な部分には個人性がありません。月を揃えることは、この層を偏りなく太らせることです。低次な部分に捕まっていると、高次な部分は細々と、蜘蛛の糸のようになります。
月の揃った箱は、気に満ち、筒になります。月の体です。