茶色のぴかぴかの自転車
いつかの夢では、父が新品ぴかぴかの茶色い自転車を手に入れていました。茶色というのは、意味をなくし干からびたものに対するやる気のなさ、みたいなものを表しますが、父の茶色い自転車はぴっかぴかで、どこまでも行けるようでした。70代の父は、「熱っぽいな」と思いながら仕事に行って、帰ってきたら39度あって、翌日病院に行こうと思ったら37度になり、一日休んだだけでまた仕事に行くとか、健診にひっかかって紹介状をもらっても受診せず、翌々年の健診ではすっかり良くなっているという、ぴかぴかの茶色い自転車で生きています。夢では神社までのルートを教えたので、あとは好きに乗りこなして、そのうち帰るのだと思いました。