言葉にできないもの

夢はエーテル体の体験で、エーテル体の体験をすべて夢と呼ぶとするなら、変性意識化での体験はエーテル体の体験なので、物語になっていなくても形がなくても、変性意識状態での体験はすべて夢です。たとえば今日の私の夢は、見たものと言えば、赤と白のモザイク模様だけですが、その模様に凝縮された、ある「意味」があり、時間の経過も意識できないほど一瞬にその「意味」について自ら解説したかのように理解しました。ストーリー性のある夢や、喜怒哀楽などの感情が働いた夢、心地よさや不快を感じた夢などは、わりと言葉にしやすいものですが、それだけが夢ではなく、たとえ幾何図形しかなかったとしても、一瞬であったとしても、それを言葉にしていくことで、明らかになるものもあります。

言葉にできないことに、どこかうっとりするのは、今の自分をちょっと超えたところに感動があるからで、その先に行き、それを遥かに超えると、それさえ言葉にできるようになり、もっと上に行くことができます。

いいなと思ったら応援しよう!