恒星の仕事
恒星の光あるいは意図は、誰にでも同じように降り注いでいます。その力を受け取れる人だけに降り注いでいるわけではありません。ですが、その力を掴めるかどうかは、その人次第です。また、「掴みたい」と思ったところで、強く意志を持ったところで掴めるものでもありません。
たとえば専門家的サトリと呼ばれる、特定の分野におけるプロの意識状態だと、恒星の力を掴むことができます。デザインの仕事をしている人が、徹夜続きで限界が来て、シャワーを浴びて一息入れようとしたら、突然光に包まれ、何をすべきかわかるとか、研究者が夢の中で、まったく新しい論文を書いていたとか、こういった体験では、全惑星意識に恒星の意図が注がれています。
夢セラピーをしていても、生まれてきた理由や本来の目的を知ろうとする過程で、寝ているときに手を掴まれたり、接触があることは珍しくなく、だからと言って、その人が恒星の仕事をするとは限りません。接触のある個所には、恒星の力が入り込みます。手を掴まれた人は、元々は作家志望でしたが、若気の至りとか取るに足らないこととして、作家の道は人生の脇に置いていました。再びやるべき時がきて、援護も来ていても、その人は色々な理由をつけて書きませんでした。いつかやるときが来るのかもしれませんが。
天と地の落差、エーテル体と肉体の差によって、時差が生じることはもちろんあるので、受け取った目的に着手するのは何年も先かもしれません。ですが、その人がやらないなら、何にもなりません。地上で実行するのは、肉体を持った側の自分なので、そこには強い意志と創意工夫が必要です。