神になったら何がしたい

「神になったら何がしたい?」と、プラチナエンドというアニメで、男子高校生が話していました。(我が家は毎期すべてのアニメを見ています。おもしろいから見ているとは限りません。)このセリフが聞こえてきたので、旦那さんにも、神になったら何がしたいか聞いてみたら、「んー、カオス、日和見。」と言っていました。私も同じようなことを考えていました。「神だから」何かするわけではなく、ただ本来性を取り戻しただけで、神の意図はいつだって世界を変えています。ちなみにアニメの男子高校生は、「ブスに消えてもらう」と言っていました。

「神になったら○○したい」という思いに、なんだかピンとこないというか、どういうことなのかな、と。「神になったら世界を平和にしたい」と思うことも、その人個人の望みで、「ブスに消えてもらう」とそんなに変わりません。どんな思想も理想も、他者や環境に押しつけるのは、ちょっとね。

「誰かのためになりたい」や「世界を救いたい」「理想を実現したい」という思いから神になりたいというのは、そういう理由で恒星に回帰したいということで、力を得て、力を発揮したいというのは、陰陽化したこの世界では、暴力になる可能性の方が高いです。人は恒星に回帰し、人間の本来性を取り戻すべきであることを、他者に押しつけることは暴力です。

「恒星に回帰したら○○するぞ」より「帰りたい、自分を思い出したい」の方が、恒星に回帰するきっかけになり、恒星に包まれるには、固い信条よりも素直さが大事です。

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