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株の素人が株式投資をはじめたわけ

2024年は12月13日(金)、株式投資(デイトレ、スキャルピング)を本格的にはじめた。

株式投資自体は全く初めてという訳ではなく、2年ほど前からNISAを活用して、なんとなく毎月3万ほど積立をしていた。ただ、銀行に入れておくよりはマシかな、というだけで特に株の知識もなく、ランキングで上位にあったS&P500に放り込んでいた。

2年ほどが経つと、新NISAも始まっており、世間のNISAへの認知も少し出てきたように感じた。積立放置していたNISA口座もいつの間にか40万ほど含み益が出ていた。何もしていなかったけど、これは嬉しかった。

お金を増やして、「FIREをしたい」「至福を肥やしたい」などの願望は弱い方だけれども、お金が増えると嬉しいものである。

株を本格的に始めようと思ったのも仕事でのやるせなさからきたことだ。

自分は田舎在住である。少子高齢化による人口減少が主な原因として、田舎は衰退の一途を辿っている。人口減少の原因は、社会的な要因も大きいが、住んでいる人の古臭い考え方や保守的なところなども要因として大きいように思う。ただ、そんな田舎の暮らしが自分は好きである。

自分でお米や野菜を作ったり、山や川で遊んだり、イベントを主催したり。消費するのではなく、生産している喜びを身近に肌で感じることができているのは、幸福感を高めてくれている。

仕事もフリーランスとして、自分の住んでいる田舎のさまざまな課題に対して、現場のプレイヤーとして奮闘している。

そんな中、自分の動かしている事業が上手く動いていることで、事業自体たくさんの評価をいただくようになった。まだまだもっとやれることはこんなもんじゃない、とは思いつつも評価をしてもらえること自体は嬉しいものである。

事業もある程度軌道に乗ってきたところで来年以降もっと事業を発展していくために、事業予算の話し合いを関係者と行った。そこで出てきたのが、「これ以上お金をかけるつもりはない。」「現状のままでいんじゃないか」という声であった。みんなで、地域を盛り上げていこう、もっと頑張ろう、と思っていたところに、この仕打ちである。

この言葉を聞いて、今までの頑張ってきた心が折れた。モチベーションがなくなった。

予算も新卒以下のお金でも、地域のみんなやそれに関わってくれるみんなが笑顔になってくれるなら嬉しいな、という想いで休みなく頑張ってきたが、もう限界である。

事業はこのまま続けていくが、モチベーションがないのでほとんどただなくならないように、継続するだけになってしまった。

もっと一緒に頑張っていこうと思ってくれる仲間がいないことに憤りも感じたが、結局は「お金」が一番のネックとなっていた。

現状は、お金の出どころを他人に頼るしかなかった。こんなことで自分のやりたいことを阻害されるのは真平ごめんである。

でも、まちは刻一刻と加速的に衰退していっている。悠長にしている時間はない。

そこで辿り着いたのがデイトレやスキャルピング手法を用いた株式投資である。短期間で利益を出しやすく、しっかりと勉強をしたら学んでいけば、ギャンブル性も少ないものと思ったからである。

これからはデイトレやスキャルピングをする中で、失敗したことや学んできたことなどを日々綴っていこうと思う。暖かく見守ってくださると嬉しいです。

今の生活にはとても満足しているので、お金を増やして至福を肥やしたい訳ではない。「「新たに未来のための活動に対する投資や子どもたちへの投資のための資金」」として、増やしていきたい。


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