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『きょうもなかよし あしたもなかよし』

#土屋鞄の絵本コンテスト  の応募作品です。擬人化した3人組の友情ストーリーです。ぜひご覧いただければと思います。
*制作に対する想いは作品の続きに記述しています。

▼コンテスト応募に対する想い
コンテストのテーマ「長く大切にしたいもの」を自分なりに解釈したときに2つの想いが出てきました。
1つは、「この絵本を家にずっと置いておいてほしい」という絵本自体を長く大事にしてほしいということ。もう1つは、絵本を通じて「他者への思いやりや優しさ」を人としてずっと持ち続けて大切にしてほしいということです。特に2つ目の方を強く感じています。

▽1つ目「絵本自体を長く大事にしてほしい」について
今回の絵本作品の募集背景には「家族の記憶の中に生き続ける」というキーワードがありました。これを達成するためには、きっと大人と子どもが一緒に絵本を読んだという体験が必要になってきます。少しでも多くこの体験を提供したい。そう考え、「子どもの成長に合わせて、学べることが変わっていく絵本」作りに挑戦してみました。
最初は色の学習(あお、あか、きいろの違いを知る)をして、次に登場人物から「まる」「さんかく」「しかく」の違いを覚えて、さらには子どもが成長したときにはストーリー内容を理解して「お話」を楽しんでもらいたい。そんな願いを込めて、今回の内容にしてみました。1冊の絵本をより長く読んでもらい、大事にしてもらえたらと思っています

▽2つ目「“他者への思いやりや優しさ”を人としてずっと持ち続けて大切にしてほしい」について
この絵本を読む子どもたちが大きくなったときの社会をふと想像してみました。日本国内にも外国人がさらに増えていき、多様性溢れるコミュニティで生きていくことになります。その状況で生きていくためには、性別、国籍、宗教などにとらわれず他者を理解し、互いを思いやることが必要なのだろうと思います。絵本の中ではこの想いを「友情」として表現してみました。「他者への思いやりや優しさ」を人としてずっと持ち続けてほしい。友情という無形のものを、子どもたちにはずっと持ち続けてほしいと思います。

▼制作にあたって
今回初めて絵本を作ってみました。
メンバーとして、30代男性自営業(私です)、30代女性会社員、そして元幼稚園の先生の3名です。イラストは元先生が描きました。
一人でも多くの方に響く内容になっていれば幸いです!

#土屋鞄の絵本コンテスト

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教育専門家 / 田中大一 / タナカタイチ
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