川崎あやちゃんの引退に思うこと
川崎あやさんが引退を発表した。
応援していたワイくんショック。
今後もう、あの美クビレを拝むことが出来ないのは、人類にとって大打撃と言っても過言ではない。
さてワイくんは巨乳派なのだが、なぜか川崎さんに関しては目を惹かれるものがある。(ちなみに川崎さんはCカップらしいので、小さいとかではないです☻)
なぜ惹かれるのか。実は一度だけ、川崎さんと仕事させていただいたことに起因している。
当時ワイくんはWebメディアの編集長で、日々ライターさんが書いた原稿を編集したり、取材のアポイントを切ったり、とにかく忙しかった。
常に誰かと連絡を取り合っていて、それこそ丸一日休んだ記憶も無い。自分が自分ではないような気さえしていた。それでも次から次へと仕事は降ってくる。はっきり言って異常だ。
「4月だし新生活だししょうがないかぁ...」と思いながら日々、迫りくる締め切りと格闘していたのだが、他方で4月とは新しい出会いの季節でもあった。
当時、とある仕事でたまたまカメラマンさんと衣装デザイナーさんと出会ったのだ。
仕事内容は、デザイナーさんが作った衣装をイメージモデルに着てもらい、それをカメラマンさんが撮影するというもの。
そして、カメラマンさんが「川崎あやちゃんいいよね、撮影したいなー」なんて言ったので、じゃあ、川崎あやちゃんに着てもらおうと思い、ワイくんはすぐさまデザイナーさんに相談して、了承を得た。即決だった。
問題なのは、川崎あやちゃんへの連絡手段が無かったので、とりあえず人伝てに繋いでくれる人を探しまくる。同時に、仕事を受けてくれるかどうかも分からなかったため、なんとなく説得しやいように資料を作る。さらにさらに予算を会社から落とすために稟議書を書いた。
そうこうしてる内に、どうにか所属事務所さんに繋いでもらって、眠い目をこすって書いた資料を見て、仕事を受けてもらうことになった。上司に怒られたが、なんとか予算も確保。あとは当日の流れをイメトレして撮影日を待った。(普通、予算確保してから動くのが普通というのを知ったのはもっとあとだった)
そして当日。誰よりも早く着いたワイくん。ケータリング用意するの忘れてた。ヤバイ。死ぬ。と焦っていたら、川崎あやさんとヘアメイクの方がご到着。
初対面の感想は「お嬢様っぽい」だった。
もちろん会う前から雑誌やツイッターを見ていたのだが、ビックリするぐらいまつ毛長いし、身長も高い。そして何よりも、話し方にすごく気品がある。月並みの表現だが、写真で見るより実物の方がもっとかわいいだった。
ドゥフドゥフキョドりながら挨拶したあとは、川崎さんにはメイク室で準備に入ってもらう。そうこうしてる内にカメラマンさんたちも到着した。
衣装に着替えてもらい部屋から出てきてもらった。すると川崎さんの衣装はお腹部分をパッカーンと出しつつも、腰部分は妙に隠れているデザインで、ちらりと見えるクビレがより引き立っていた。
川崎さんの代名詞といえば、"くびれスト"。単純に細いわけではなく、キチンとクビレが出来ているので、"くびれスト"と呼ばれている。
ただ、それは文字と写真で見れて分かる範囲の話だったので、生くびれを拝んだ時は、本当にビックリした。
なんたってまず、想像よりも細い。細いのにやけに筋肉が詰まっていそうなお腹の腹筋。でも、すごく女性らしい柔らかそうな肌に、ボーッンと突き出たお尻。
かつて四足歩行だった時代、牝ざるのお尻を雄猿は追っかけていた。年月が経ち、猿から人間へと進化していくと、途端に男の目線は女の胸元へ。つまり進化の過程で高低差が変わったことにより、人間は胸へと執着するようになったのだ。
ただ本来であれば、人間はお尻を追いかけていたはず。言うなれば、人間の本質は尻。そう思い出させてくれるような、くびれだった。
あと真面目に話すと、普段見ている川崎さんの写真は二次元。奥行きまで再現された三次元のくびれは、想像以上に女性らしいシルエットで、妙に色気があった。
あとは特に何事もなく撮影を終えた。本当にプロってすごいなーと思った。疲れも吹っ飛んだ。
川崎さんはそれ以降、さらに多くの雑誌に出演するようになり、某雑誌の巻頭から巻末までジャックしたり、自身の写真を飾ったミュージアムなどを企画していた。本当にグラビアアイドルとして、多大な功績を作り上げていた人に思う。
そして同時期に、川崎さんが所属する事務所に沢山の後輩が入社した。その後輩たちもあとに続くように、さまざまな雑誌に出演し、認知度を拡大させていった。
ワイくんは外から見ていただけなので内部事情は全く分からないが、本当に続々と売れていったので、すごい勢いでその業界を席巻しているように見えた。
そんな乗るしかないこのビッグウェーブに状態のある日、たまたま聞いたのが、川崎あやさんは、事務所の後輩の面倒見が良いという話し。具体的な内容は割愛させていただくが、とにかく後輩のために動いてくれる。だからこそ、後輩たちからも愛される存在なのだそう。
それを象徴するイベントが過去にある。囲み取材と呼ばれる、報道陣しかいないイベントに、川崎さんを含めた事務所のほとんどが集まったことがあった。
タレント全員がそれぞれ聞かれた質問に答えていくのだが、川崎さんは上手に場の流れを読んで、後輩の言葉に合いの手を入れたりするのだ。多分、後輩に気負わせないようにさり気なくやっていたように思える。
そのイベントの後半では、後輩たちが川崎さんについてお礼を言う場面があり、ベタ褒めと言っても差し支えないほどに色んな感謝の言葉が出てきていた。そして、何かあるたびに川崎さんの顔を後輩たちが見て、意見を求めるのだ。
よく子供が親を喜ばせようと、泥団子をあげて、父親ないし母親の顔を見る。そして「よく出来たね〜ありがとう」と褒められて、子供も笑顔になる。
後輩の子たちも、仕事ではいたって真面目だし、しっかりしている子が多い。でもみんな川崎さんの前では甘えているように見えた。微笑ましい気持ちになったのを覚えている。
そんなビジュアル的にも実績も人間性も完璧オブ完璧な川崎あやさんが引退するのだ。事務所の後輩たちのSNSでも「寂しい」と言った言葉を見かける。
そしてワイくんも、一ファンとして一抹の寂しさを覚える。
どうか川崎さんの行く道程が、幸せであることを願いたい。