見出し画像

【胸糞作家】ハンドメイド作家の何やそれ?な話【逆に踏んだろか?その顔面】

こんにちはこんばんは。
Tanakasan chiの中の人たなか なおちーです。

ハンドメイド活動歴4年弱。
有難い事に、お迎え頂いたお客様や同志(?)の作家さんとのコミュニケーションの中で、苦い経験というモノはほとんど皆無で過ごさせて頂いております。

みーんな良い人。
みーんな素敵な人。
みーんなすこすこのすこ。


ーーーBIG LOVE。

ただ。
たったひとつ、どうしても忘れられない経験があります。
今回はそんな一生忘れねぇからなテメェ・・・夜は背中に気を付けて歩くこったな!の話をさせてください。

・・・

前回の記事にて登場した委託販売のお店。
閉業・・・と表記しましたが、実際はお店のお引越しに伴い閉店&屋号を変更されて新しくOPENされております。

活動歴1か月の私を快く迎えてくださった超アットホームで素敵なお店。
前回の記事はこちら👇


ハンドメイド作家・・・とはまだまだ言えなかったヒヨっ子の私。
いや今でもヒヨっ子なのだけれど。

そもそもハンドメイド界隈において
作家って肩書きなんて自己満足でしかないからね。
それ言い出したら戦ry

我が家から徒歩10分程の場所にハンドメイド雑貨のお店がOPENしました。

ハンドメイドの右も左も分からない。
ただレジン入れて固めるだけしか知らないド素人。

ドキドキしながら委託販売の申し込みをしたのを覚えています。

・・・

そのお店は一風変わった面白いシステムでした。
月に数日お店番をすると、月額の委託費が無料になるのです。

もうこれは店長のお人柄あってのシステム、
そして地域密着型のアットホームな環境でしかなし得ない画期的なシステムだと思います。

まぁ・・・委託費2000円だとして、
時給換算するとどうなんだろうね、という本心はさておき。

・・・

当時私はフルタイム勤務のゴリッゴリ社畜でした。
なのでお店番をする事は叶わなかったのですが。

やはりお店番をしている作家さんは、
作家さん同士とっても仲良しになるんですよね。
同じ趣味を持っているい盟友戦友、同志な訳ですから。

作家同士のコミュニティって案外大事だったりするんですよね。
それが「地域密着型の店舗」だったら尚の事。

・・・

社畜&駆け出しド素人ヒヨっ子作家の私には、
それが堪らなく眩しくて楽しそうで。

心の底から羨ましかったのを今でも鮮明に覚えています。

・・・

ただ【Tanakasan chi】という覚えやすい名前が功を奏して、
お店に顔を出した時は初対面の作家さんにお声掛け頂ける事もありました。

「あー!たなかさんだー!」

と言って貰えるのがとっても嬉しかったです。
私本名たなかでも何でもないのだけれど、
もうこの際たなかさんでいいや!改名しよ!と思いました。嘘です。


ハンドメイド作家に少し近づけた気がして。
何者でもない私が何者かになれた気がして。
ハンドメイド作家として認められた気がして。

すごく嬉しかったのです。

・・・

当時お店にいた複数人の作家さんと少し談笑していると、
「たなかさんのアクセサリー買ったよ!」と嬉しいお言葉が。

「えっあっ、すみませんなんか…ありがとうございますデュッフ……ヘヘ……」

突然のハッピーな報告にキョドる私。
私も買った~!と猛追撃してくる先輩作家さん。
先輩方の素敵な作品に見劣りしている我がアクセサリーたち。

頭がぐるぐる大騒ぎの中、突然その言葉が降り掛かってきました。

・・・

「あー、私も買ったんだけど家帰ってすぐ落として踏んづけて壊しちゃった~アハハ!!」

・・・

・・・えっ?壊しちゃったの?

じゃあ修理しなきゃ。
レジンだけど直せるかな。
と言うか踏んづけただけで壊れるような物作った私が悪い。
怪我しなかったかな。
足に刺さらなかったかな、大丈夫かな。

・・・

ふいに頭の中でそんな考えがグルグルしましたが、
目の前ではその言葉に爆笑するハンドメイド作家さん達。

あれ、私もしかして今笑われてる・・・?
馬鹿にされてる・・・?

買ってすぐ壊した

ってクソおもんない会話のためだけに私は手間暇かけて作ってたの・・・?

・・・

「あっあの、直せそうなら直しますから・・・おっしゃってくださいね。」

頭の中訳わかんなくて、
気ィ悪い中一生懸命に絞り出した言葉。

半ばパニックになりつつある私に、
先輩作家さんが言ったのは

「インスタフォローしてるか分かんないからフォローしてて覚えてたら連絡するね」

でした。

【フォローしてるか分からない】
【フォローしてたとしても】
【別に修理しなくてもいいし】
【覚えてたら(気が向いたら)連絡する】

たった一言の中に、
こんなにもたくさんの悪意が込められているなんて。

・・・

「分かりました!いつでもご連絡お待ちしてます!」

言いたいことは山ほどあったけれど、
こう返事するしかないじゃない。

・・・

きっとその作家さんは悪気があった訳じゃないと思う。
お友達作家さん達を笑わそうとして、
自虐も込めて精一杯おちょけただけなんだと思う。

せっかく買ったアクセすぐ踏んづけちゃった私おバカ~☆って。
そうやって笑わそうとしたんだと思う。

と言うかそう思いたい。
そうであって欲しい。

・・・

結局それ以来、
その作家さんとはお会いする事はありませんでしたが。

・・・いや、もしかしたらエンカウントはしていたのかも。
私がその方のお名前もお顔も覚えていなかったから。

当たり前だけれど、
修理依頼のDMが来る事もありませんでした。

・・・

最初に記載した通り、
今の私の周りにいらっしゃる作家さんやお客様は
みーんな良い方たちばかり。

だからこそ細々とでも活動を続けられています。

こんな性根腐った人の方が希少なんだと思う。

・・・

もう本当に、
二番煎じのような言葉になってしまうのですが。

そこに手作りの物がある以上、
必ず作り手は存在しているのです。

ひとつひとつ一生懸命作ってるんです。
たとえそれが粗悪品だったとしても、
時間をかけて、丹精込めて作ってるんです。

それを。

ただ身内の笑い話なだけで粗末に扱うのは
貴方の品性を疑う行為だな、と思います。

粗悪品だから雑に扱ってもいい
金払ってるんだからどう扱ってもいい

なんて通用しないです。

それが手作りの品だったら尚更ね。

・・・いや、手作りだったとしても、
少し前に話題になったデスマ〇ィンみたいなんだったら別かもしれないけれどもゲフンゲフン。


・・・


これが私の最初で最後の胸糞体験。

最後の、とあえて記載させてください。


私自身がハンドメイド作品を販売している以上、
商品に対しての評価は真摯に受け止めていきたいと思っています。

ただ、それはあくまで「売り手」と「買い手」の立場である時の話。

作家同士のこんな胸糞なやり取り、
誰も得しないですよねホント・・・。

・・・

今回は少し胸糞なお話になってしまいすみません。

もしかしたらハンドメイド作家に対して
もっとキラキラした世界~☆
って幻想抱いている人もいるかもしれない。

全然、そんなことないです。

作家同士のいがみ合い、潰し合い
絶えることのないパクりパクられ論争

なんか色々あります知らんけど。

ちなみに今回のこのお話、
以前にInstagramとYoutubeに掲載した事があります。

ついでに覗いてみてネ。

Tanakasan chiのInstagram👇


Tanakasan chiのYoutube👇


・・・

さて、今回はこのへんで。
次回はもっとタメになるお話でもしたいな、と思います。

Tanakasan chiの中の人
たなか なおちー


シロクマだって飯食う時もある。

いいなと思ったら応援しよう!

たなかさんち
今後の励みになります! 激おもろ記事書くモチベーションUPのために何卒・・・!