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【都知事選】小池知事との違い鮮明に街宣 蓮舫氏、朝の下町で駅立ち
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蓮舫氏は今朝、離党届提出後初めての街頭演説を足立区の北千住駅前で行った。
足立区は都内で最も生活保護の利用世帯が多い地域だ。(1万8941世帯※)
小池都政は開発最優先で富裕層のみが潤う。中間層や低所得層は不動産価格の高騰に苦しむ。違いを強調するにはもってこいの場所である。
蓮舫氏は足早に行く通勤客に声を掛けた。「きょうも元気に頑張って下さい。その背中をしっかり支えるための東京にしてゆきたい」。
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蓮舫陣営が駅前ペデストリアン・デッキの上で街宣をしているのに対して、共産党はデッキの下で蓮舫氏への支持を呼びかけた。どう撮影しても両者を一つのフレームに入れることはできない。
自民ネトウヨ勢力が泣いて喜ぶ「立憲共産党」の絵を作らないための苦労がしのばれた。
足立区議会の構成は、自民党13名、公明党13名、共産6名、都民ファ2名、立憲2名などとなっている。
自公都ファ28名に対して立共は8名。足立区はガチガチの保守地盤なのである。
ここをひっくり返せれば、政権交代は視野に入ってくる。
(※)
2022年、東京都福祉保健局「福祉・衛生」統計年報より
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~終わり~
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