【都知事選】嫌われ百合子 「ヤメロ」コールの嵐で演説中断
「ヤメロ」「ヤメロ」・・・小池知事が初めて聞く都民の声だった。
大衆の前に姿を見せることの少ない小池知事が今夕、新宿バスタ前で街頭演説をした。
都庁のある新宿に手勢を集めてみせることで、「城は明け渡さないわよ」という決意を示したかったのだろうか。
ところが兵力、戦意ともに手勢を圧倒的に上回る反乱軍が押し寄せてきたのである。
バスタ入り口でプラカードを掲げて陣取る部隊。歩道を行ったり帰ったりしながら抗議する部隊。男も女も鬼の形相となっていた。
「萩生田ゆりこ」「ウソつくな」・・・激しい怒号がバラバラに飛んでいたが、しばらくすると「ヤメロ」「ヤメロ」で統一され大合唱となった。
小池知事は浮世離れした横文字の政策を並べてスッペラコッペラ話していたが、演説は「ヤメロ」コールにかき消された。
鉄面皮で鳴る小池知事といえども演説を中断せざるを得なくなった。中断は10~20秒くらいあっただろうか。
緑色のシャツに身を固めた都ファのスタッフが、天下の公道で警察でもないのに抗議行動を制止しようとした。
自治体の首長がここまで住民に憎まれていたら、強権で押さえつけるしかない。都ファのスタッフが独裁者の私兵に見えて仕方がなかった。
~終わり~
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