ボクシングや格闘技における重大事故の防止策とその議論や取り組みについて
まず初めに亡くなられた穴口選手のご冥福を御祈りいたします。
ここでは昨年12月26日の有明アリーナで行われた試合についての詳細は語りませんのでご了承お願いいたします。
穴口選手件で私が驚いた点が多くのボクサーや格闘家やその筋の関係者が今回の事故に絡めてボクサーや格闘家は命懸けと言うお気持ちを表明している事でした。
私の考えからすればそれは違うと思います、もちろん人生を賭けていたり、肉体を賭けているとは思います。
リングや金網の中の戦いにおいて自分の存在や強さや闘いを証明もしくは表現したいのであれば命懸けとか実際に生死を賭すのは間違いだと考えています。
私からすれば闘い、生き抜く事、それこそが強さであって人が持つ美しさ何だと捉えています。
今回の件は私的ではありますが試合以前の取り組みにも問題があったと議論されても良いと思います。
スパーリングの強度が高過ぎるとか体調管理が疎かになっていたとか些細な事から考えるべきだと感じました。
対策としてはそもそもスパーリングの頻度や強度を控えたり、少しでも体調に不安があるなら対人練習を辞める、仮に強度の高いスパーリングをやる場合はお互いにどこまでやるのかそしてそれを止める第三者を明確に配置しておくなど、道具においては顔面だけではなくグローブやヘッドギアにも何かしらの潤滑剤を塗布するなどの対策があっても良いと思います。
そして競技的な側面を持ちそれが社会からある程度許容されて、プロ興行としてある以上今回の件はもっと原因追及をされて様々な角度や場所で議論されるべきだと思います。
ご拝読ありがとうございました。