オモコロカジノで素寒貧にされた話
オモコロカジノの感想をネタバレありで書きます。
感想を見に来られた方は、最初の方は日記なので無視していただき、こういう↓線を設けますのでそこからお読みください。
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12/5
THE FIRST SLAM DUNKがとても良かったので、近所の映画館にグッズを探しに行ったが、もぬけの殻であった。通販で買うしかないか…
12/6
生クリームを使わない奴。かなり気が楽で良い。
12/7
自転車盗まれた。そういうこともあらあなぁ。
盗難届を出す為には保証の紙みたいなのがいるらしい。自転車探してもらう為には自分も家中を探し回らないといけない、寓話だ。そうか?
中野でnever young beachのライブがあり、友達に呼ばれたのでサンプラザへ向かった。
その途中にある『ただいま変身中』というお店で濃厚ウニチーズラーメンとバジル系の和え玉を食べたがとても美味しかった。「ずっと食べてたい……」と思いながら食べていた。
ライブはホールで行われたのだが、やはり指定の座席でバンドの演奏を聴くのは寂しいものがある。身体を大きく動かしながら聴きたかった。
ライブ後は二代目えん寺でつけ麺を食べた。意外とするりと食べ切れて、人間の胃袋ってすごいと思った。
帰りしなに宅配のランニングシューズをコンビニで受け取り、警察署で盗難届を出した。夜中の警察署にはドラマがある。
12/9
再チャレンジした。味は塩を振ることで良くなったが、やっぱり見た目が良くない。
疲れていたのでもう一皿。ホールトマトの缶詰で作ってみた。トマトは焼き目をつけてもいいのかもしれない。
12/10
スライスチーズを減らしたくて入れてみた。チーズが固まってしまい、食べる場所で味に差が出た。もっと細かく千切っても良かったか。
スプラトゥーン3でビッグランというイベントが今日から開催されている。普段行っている4人協力型のプレイを普段と異なるステージで行うという内容で、新鮮さがあって楽しい。気をつけないと無限にやってしまうのでジムに走りに行ったら、好きなYoutuber(みくのしんというのですが……)の配信が始まってしまいすぐに運動を切り上げてしまった。運動ノルマが……。
塩を振ったのでましにはなったが、色味と味のパンチは依然として課題だ。
12/11
知り合いとボードゲームカフェに行った。8人で赴いたが、大人数対応のゲームもかなりあり楽しかった。
サイコロの目に従ってハシゴを積み上げていくゲーム。難しくないし、出来上がった形がなんか好きだった。良いゲーム。
実際にプレイしてはいないが、適当にカードを見てるだけで楽しかった。
会合主催者の方、一緒に遊んでくれた方ありがとうございました!お菓子も美味しかったです!
またみんなでなんか楽しいことやりたいね!
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夜はオモコロという団体のオンラインイベント『オモコロカジノ』を会場で観覧した。
一言で表すなら、最高だった。
思ったことをネタバレありで書き出していく。
まずは入場。18:50くらいに到着したが会場には変な緊張感が漂っていて「イベントを盛り上げるのはこの会場にいる私たちだぞ、大丈夫か?」と無用な心配をした。
開演前、なんでこんなに静かなんだと思ったら、みんな舞台裏から聞こえてくる声に耳を傾けていたようだ。確かに現地の特権だ。
イベントが始まった。
原宿さんは今回は邪気を祓わず、つけ麺がうんたらかんたらと話し、ルール説明とアメリカ横断ウルトラクイズのパロディをやっていた。
早速ギャンブルが始まった。まずはヤスミノさん出題のチャットギャンブル。
チャットクイズ自体はオモコロイベントで前もあった内容だが、チップとベットで動画以外に盛り上がる要素を作ったのは流石だ。
パチンコの当たり演出は以前のイベントでもされていたが、会場も盛り上がっていたので人間の心理に訴えかけてくる映像であることは間違いないだろう。
クイズの司会者とイベントの司会者の指揮の範囲分けは難しそうだなーと思った。
次はマンスーンさん、野田せいぞさん、かんちさんのトリプルギャンブル。恐怖という感情を無くした3人が苦いお茶を飲む、箱の中身はなんだろな?を行った。感情を無くした証明としてマンスーンさんは電気を受け、野田せいぞさんは風船を割り、かんちさんは口にクラッカーを詰めて鳴らした。
マンスーンさんの電気を受けて普通に動いてしまうのは面白かったし、工作力をそんなところに使うなよと思った。野田せいぞさんの風船割りはちゃんとカッターを持って来ていて偉かったけど、抱きしめた時に割れたらもっと良かったなーと思ったので、次は画鋲を仕込んでおくといいかも(次があるかよ)。かんちさんのクラッカーは、失敗したのをかまどさんにいじられたのも含めて、良かった。トムとジェリーだったら目ん玉飛び出てるぞ。
苦いお茶チャレンジ、マンスーンさんがちゃんと苦いお茶だと証明して、野田せいぞさんは当たり前のように飲みきり、かんちさんは量が多すぎて自爆というお手本のような流れだった。しかし私は声を大にして言いたい。
かんちさんはパックを落とす為にボトルを下ろしただけで感情を出してない、かんちさんは負けてない!
かんちさんのタイミングで拍手をしたのは私です。会場で1人だけだったし、進行の邪魔になるしで恥ずかしかった。
次は、箱の中身はなんだろな?で、中身はヌルヌルローション頭皮マッサージ機(電動)、クリスマスツリー、温めた消臭ビーズが詰まったボウルであった。
マンスーンさんはカニと答え、野田せいぞさんはマヨネーズと答えていた。野田せいぞさんが全くの無表情であることより回答の余りの遠さにめちゃくちゃ笑ってしまった。手の神経もオフにしてたのか?かんちさんは三段オチに使われていい構成だな、流石だなーと思ったがまさか温めた消臭ビーズだったとは。セオリーでは氷ぎゅうぎゅうのボウルだと思ったし、会場で観てても区別はつかなかったので、そこの意外性も良かった。かんちさんの回答であるウサギ、今考えると手触りから内臓系を想像してたのかも。そりゃああいうリアクションになるよな。
そして岡田悠さんの人間観察ギャンブル。
最初の説明の『賭博の起源は中国』という話を含め、何か説得力のようなものがある話し方だった。中華のテーブルとルーレットを重ねたのも良かった。
永田さんが話したキショ松さんの『居酒屋で帰った客の皿のものを食べようとした』エピソード、鴻池剛さんのこの漫画を思い出した。
ノンフィクションだったんかい。
いざ動画を観たら、動画内では常識的な範囲での言動しかしていなかったので可哀想すぎた。すごいネガティブキャンペーンだ。
問1,2はヤスミノさんが食べててその天丼も良かったけど、問3のアマギフが凄すぎた。お店の人から加藤さんが一旦受け取って、さあどうする、という雰囲気になった瞬間ネットミームの『浜辺で食べてたものを攫っていくとんび』のようにかっさらい、二度と誰にも渡さなかったモンゴルナイフさん。かまどさんのフォローも虚しく終わり、正直うわ……と思ったが、じゃあ誰がどう取ったら面白くなるのか?と考えるとこれでよかったのかもしれない。次の機会では金額をどんどん釣り上げて、どこからみんなの動きが変わるか見てみたい。本当に怖いのは人間なのかもしれませんね……。
イベントはここで休憩に入った。点数としてはARuFaさんの一人勝ち状態であったが、私はかまどさんの勝利に賭けた。100万損した男にドバイ旅行が当たるよう応援したかったからだ。
後半戦に入った。1発目はみくのしんさんのチャレンジギャンブルだった。
いつものあの感じで入場してきたが、いつもと違ったのは会場が普段より盛り上がっていた点だ。会場にファンが多かったのか、認知度が上がったのか。ファンとしては嬉しい限りだ。会場での喋りもウケたりそんなにだったりしたが、そんなにだった時も以前ほど会場が静かにならず、これが正社員効果かと感心した。
最初のチャレンジは哺乳瓶のミルクを1分で飲み切るというものだった。やってることはアングルを変えながらJazz for your Soul選手権だったなぁ。
もしくはこの記事のお菓子のサックス。
会場があんなに盛り上がると思っていなかったので、かまどさんの「アングル変えて見せてあげて」を含むチャレンジャーたちの野次が引き上げた面もあるのだろう。
あんなにアグレッシブにミルクを飲む赤ちゃんは見たことなかったので、会場でずっと手を叩いて笑っていた。
結果は失敗に終わったが、会場は盛り上がったのでOKです。この後お腹ピーピーになっていないか心配だ。
次はおでこに乗せたサラミを1分以内に食べるチャレンジ。『みくのしんさんはなんでこのチャレンジ入れたんだ』と『ARuFaさんはなんでこのチャレンジを選んだんだ』が頭をぐるぐる回っていたが、いざ始めると最大限に活躍するみくのしんさんの表情筋と電気バチさんのカメラワークでかなり面白いものになっていた。
最後はかまどさんが選んだ、ダイススタッキング(ダイスでタワーを作るやつ)。みくのしんさんに負担をかけたい一心で選んだであろう演目であったし、私もどうやってやるんだろうくらいの気持ちで特に成功を期待していたわけではなかったが、5つ並べたサイコロの前でカップを机に擦らせて回し始めた時、明らかに会場とみくのしんさんの雰囲気が変わるのを感じた。
そしてサイコロが次々とカップに吸い込まれるにつれ会場で歓声が上がり、最後にカップを持ち上げた瞬間会場で一番でかいであろう声で私は叫んだ。
かっけぇ!!!!
いま考えると25個あったチャレンジを全て練習していたのだろう。オモコロ大感謝祭の時もイベント前の努力を本番で発揮する形だったので、このスタイルが合っているのかもしれない。ただ大感謝祭と違うのは、その努力を誉めてくれと誇らなかったことだ。陰で努力をして、本番に当たり前のように成功させてにこやかに笑う。みくのしんさんは本当に格好いい男になったと嬉しく思う。
そして夢顎んくさんの、何ギャンブルなんだあれは。電車男Ⅱ世、面白すぎる。会場があまり笑わないシーンも一人でお腹を抱えて笑っていた。みんなもっと笑っていいのに。内容を全部書き連ねていきたいが言いたいことを一つだけに絞ると、なんで語尾はドリンコで落ち着いたんだよ。
次にダ・ヴィンチ・恐山さんの大喜利奴隷競馬。一番極悪の臭いがするチャレンジ名だが、大喜利で誰が一番点を取るか予想しようという内容であった。
参加者は店長さん、野田せいぞさん、彩雲さん、長島社長の4人で、それぞれの回答もよかったが、最後の彩雲さんの回答は高めた大喜利力が最後に爆発するような感じでよかった。この回答だけ制限時間後の発表を許したのもとてもいい判断だったと思う。回答とはあまり関係ないけど、脱いだ後の長島さんの体が綺麗で笑っちゃった。
最後は、チップ0枚になった(どうでもいいけどチップの形状、嘘喰いエアポーカー戦のbiosだな)3人に仕掛けられた最後の人生をかけたギャンブル、原宿さんの食べたラーメン当て。入場時「全国1500万人のつけめん頼んだけどなんとなくスープ割りを頼まない皆さん」という呼びかけで振っておいて、イベントサムネイルに載っているトランプがAと10だから新小岩のラーメン屋である一灯を答えにするという展開(このミスリードも嘘喰いっぽくて良いね)だったが、そのつけ麺屋であるというミスリードにしっかり乗れた永田さんはすごいの一言だ。そして誰も正解できなかったので爆破されたARuFaさんのお母さん。爆発した瞬間のけ反って笑ってしまったのだが、その直後に会場がお母さん爆破に引いてて笑ってるの私だけだったらどうしようと冷や汗が出た。幸いみんな笑っていた気がする。これもし正解者がいたらどう展開するつもりだったんだろう。全員正解できなかったので……とかかしら。
全体を通して思ったのは、ギャンブラー3人のガヤが上手い。特にかまどさんはボケ1個1個に邪魔にならない程度の突っ込みを差し込んでいて、司会進行もチャレンジャー側もやりやすかっただろうなと思う。永田さんは流れを変えるコメントできっちり笑いを取っていてそれもさすがだった。ARuFaさんも場の展開と面白さを考えた振る舞いでよかったな。
今回運良く現地で観覧することができたが、目の前で動く演者はもちろん、動画が流れている最中の壇上を見ることが出来るのも現地の特権だと思った。VTRが流れている間笑っている原宿さんや見栄えするようにチップを積み直すARuFaさんはなかなか見られないんじゃないかな?
オモコロカジノ、とても楽しいイベントであったが、笑い疲れて体力は全部持っていかれてしまった。素寒貧だ。しかし失った体力より、笑った楽しい時間が大きすぎる。これが2000円で手に入るのだから安いもんだと思う。シャンクスも腕一本払うってもんよ。
イベントの経験値も増え、みくのしんさんという盛り上げ役も編集部に加わって、ますます層が厚くなったオモコロ。次回のイベントも非常に楽しみだ。
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