FUJI ROCK FESTIVAL 2023
7/27
FUJI ROCK FESTIVAL 2023(以下、FRFとする)へ行く。
前泊と帰宅日含め5日間。
ずっと行ってみたかったフェスで、憧れと言ってもいい感情を抱いていたので楽しみだ。
憧れは理解から最も遠い感情だと言う人もいたけれど。
滞在内容
今回はmoon caravanというオートサイトキャンプ?車をテントサイトに乗り付けテントを張るスタイルで参戦する。
7/27(木)に車で入場、7/28(金)〜30(日)までFRFがあり、7/31(月)に車で帰宅する。
道中
レンタカーを自宅まで駆り、これまたレンタルのテントなどを積み込み、セブンでスムージーを、近所のマックでテイクアウトをした。
買い終わった後にソイと書いてあることに気付いたが、時既におソイし。ただ味は悪くなかった。
上手いハンバーガーのチーズだ!
美味しい〜
パン柔らかい!
ハッシュドポテトとハラペーニョの匂いが混じって香ばしいな。
ハラペーニョの辛味かなり良い!
腹ごしらえもすませたので、シートに腰掛け東京群馬を駆け抜けようとするも、荻窪・世田谷区で渋滞に捕まり十天君と闘ってるくらい移動ができなかった。すぐ封神演義に例えたがる。
雄大すぎる自然。
新潟産ではないのか。
到着
FRFの会場である苗場スキー場の敷地に入った。
祖母の家に行くときや実家の近所の森を思い出して嬉しくなった。
到着が遅いほど会場に遠いテントサイトが割り当てられるようだ。
タープの設営にかなり時間を取られてしまったが、ひとまず雨が降っても大丈夫。
テーブルとコンロなどもセットする。
右端がレンタカー。
その隣の黄色と緑のタープが設営したもの。
既に楽しい。
会場確認を兼ねてお散歩に出る。
テントがいっぱいある。
これだけの人が、テントの出入り口を開けたらすぐの場所に鍵もかけずに座っていたりする。
泥棒から見たら養殖場みたいなものだろうな。
FRF参戦にあたり一瞬だけテントの購入を検討した。
置き場所と金額から断念したが、物としてはこのテントを気に入っていた。可愛い。
宿泊者だけ入れる会場で、ご飯や飲み物の店舗、ステージも用意してあった。
めでたい印らしい。
併設している苗場プリンスホテルに侵入した。
当たり前だが、分からない名前の方が多い。
立体にするとなんか怖い。
翌日判明するが、入場ゲートではなかった。
出演者は苗場プリンスホテルに泊まる人が多いようで、タイムスケジュールが張り出してあった。
横に長く、私がテントを張ったのが左端で、右端までステージがある。
夜も遅いので会場の下見はできず引き上げる。広すぎてテントサイトから入場口までを見ただけで終わってしまった。大丈夫か?
こんなにも映えないキャンプ飯。
7/28
フェス初日。
これ以降の文章は一年後に書いている。
木の陰の建物で少し高めのクラフトビールを買った時にフジロックに来たなって実感したんだよな。
いいんだよな。フジロックはそれが許される。
水着のお姉ちゃんが受付したり、試しに滑ったりしていて夏の訪れを感じた。
この頃には遅れてきた友人と合流した。
サーモスのフジロックコラボの水筒(炭酸も入れられる)を買ったけどこの後全日程で活躍してくれた。当たり前かもしれないが、買ったポカリを冷たいまま保存しておけるのだ。お酒もね。
また行きたいな。
到着したばかりで荷物もそのままの友人と、とりあえず観に来たのだった。
このフェスで初めて観るアーティストだが、一曲くらいしか聞けていないアーティストだった。
山を背にしているのが良い。
初日の初手がこれで度肝を抜かれた。
歌もシャウトが多くて、盛り上がらない理由がなかった。この時点でこのフェスが良い思い出になる確信があった。
都会の川って感じだね。
楽器隊もいるから、盛り上がりが大事なフェスの中で優しいなにかを感じた気がする。
この編成の時は手話の人もいて、すごい取り組みだと感じた。
私が耳が聞こえなくなった時、こんな演奏を見て自分の中で音が鳴ったら。一気に彼らの虜だろう。
イマイチだった。トータス松本と土屋アンナと奥田民生がいるのに!?とびっくりした記憶がある。
2024でも出店していたらしく、これを食べに行きたくなった。
TVで流れてくる曲やCMのイメージしかないが気になる。ステージに近づいていく。
矢鱈と格好良くて、これがレジェンドか……!と震えたな。
一時間以上用意されていた持ち時間を四十分で切り上げていったのはめちゃくちゃ面白かったが、まあやり切ったのだろう。ご老体でもあるしこれからも気をつけて頑張っていただきたい。
モテキのサントラに入っていたので観にきた。
おじいさんみたいな人が来てなんだと思ったらボーカルだった。ベースの女性がエプロンしてて司書みたいで格好良かった。
格好良いフレーズの時にギターを上から下に振り下ろす動きがクールだけど何かにぶつけそうで集中できなくなるなと思った。
全く覚えていない。通りがかっただけなのかも。
グリーンステージはステージの名前。FUJI ROCK FESTIVALのステージの名前は大きい順に、グリーン、ホワイトステージ、レッドマーキュリー、フィールドオブヘブンとなり、後は小さいステージがいくつかある。
夜中はここでも誰かが演奏したりしていたらしいが、全日程で昼間の疲れが勝って訪問できなかった。
ボーカルが妙に気怠げでレジェンドっぽいなと思った、わたしはそれを良いとは思わなかったが。
家でシーズニングに漬けた鶏肉を持ってきている。こうやって見返すと初めてのFRFでかなり気合が入っている。
正式日程の1日目が終わった。
7/29
キャンプが久々でテンション上がっている。
冷凍うどんを保冷剤として使ったりしている。
この日にライブをするMOROHAを聞いてみたらアー写が良かった。
会場へ向かう。
フェスのために何曲か聞いた程度だが、会場で少し泣いた。
少しゆったりして各々で食べたい昼ごはんを探しにいくことに。
ビール2杯買って両手が埋まったので水筒に移した気がする。
そう、現地でサーモスのFRF2023コラボの水筒が売っており、炭酸も入れられるものがあったのだ。技術の進歩はすごい。
早めの時間帯だからか、意外と人混みをするする抜けて前の方まで行ける。
凄く知っているわけではないアーティストだが、ボーカルの雰囲気が良いなと思って聞きにきた。ベースのお姉さんも素敵だった。私の姉になってくれないだろうか。
面白い。
アーティスト間は一時間以上空いていた気がする。
ALANIS MORISSETTEはどこかで聞いたことのある一曲しか知らなかったが問題ない。フェスは知らない物事を知ることができる機会だから。
途中声が小さくて、人は歳を経るほど声が小さくなるんだと悲しい気持ちになったが、最後の方はしっかりのって歌っていて安心した。レジェンドに失礼ってものよね。
大きなスピーカーってどうしてこうワクワクするんだろう。
ELLEGARDENを最前列で観る。
この二週間前に彼らのライブに初めて行き最高だったのだが、流石に最前で観ることはできなかったので嬉しい。
音源を聞いて絶対に現地で聞きたい!と鼻息荒くしていたが無事辿り着いた。
静かな曲で強制的に会場の熱を下げる。
一人一人の演奏が上手い。ベースの人に夢中にさせられたし、ドラムの人のコミカルさと格好良さは目を離せない。ギターであるCoryの超絶技巧は言わずもがなだ。
期待して観に行ったがそれ以上のものを見せてもらえた。これだけでFRFまで来た甲斐があるというものだ。
興奮冷めやらず、世界が煌めいて見えている。
Louis Coleに行っていた友人と合流、長谷川白紙を観る。
声が好きなので嬉しい。つい聞いてしまう何かがある。
口の花火もしっかりやっていた。
友達とFooFighters観るの忘れてたねなどと話しながらキャンプサイト近くまで戻ってきた。
アコースティックだった。
それはそれで良かった。
多分お風呂に滑り込んだりしているが既に記憶が定かでない。
7/30
三日目はヨガから始まる。
この後名乗り出てみんなの前で倒立したりした。FUJI ROCK FESTIVALで照れるなんてもったいないことできないよ。
一々全部書くの面倒だからこれ以降はフジロックと書く。なぜ三日目に。←序盤にFRFとするって書いてる。
食材が意外と残ったので焦り始めている。昼夜と会場でご飯を食べるという考えに辿り着けなかったのだ。
2024年9月の関東で当時を思い出しているが、この頃の方が万倍過ごしやすかった。やはり関東は終わり。時代は地方。
呑みやすーいね。
クラブの飲み物みたいな売り出し方だけど意外とクラブでは見ない気がする。
ドミコかな。
ドミコは良かった。
GRIFFINという人だった。一曲も知らないし適当にのりながら聞いていたら、ステージ最前で火柱が立ち上がった。熱い。フェスってそういうことできるんだ。
好きだ。
あまりに可愛い衣装と動きでずっと夢中だった。
曲も好きなものが多くて大盛り上がりだった。個人的に。
事前に聞いて好きな曲があったので意気揚々と向かった。
演者がみんな格好良いし、曲も分かりやすい曲構成ではなく、総じてスタイリッシュだった。
BAD HOPだ。この日が最終ライブだし最初で最後のバンドセットだった。私はヒップホップが分からないしこの日の彼らではあまりテンションが上がらなかったので数曲で移動。
などと思いながら撮ったに違いない。
また一番大きいステージの方へ向かう。
Lizzoがグラミー賞を取って、Foo Fightersと二枚看板くらいの取り上げられ方だったと記憶している。
Lizzoは自分が大好きな日本のアニメーション、セーラームーンの曲を歌いながら変身していた。面白すぎる。
思い返してもなんなんだ。
Lizzoがみんなで歌おう!とColdplayのyellowを客席に振ってきたのだが、観客があまり歌えずLizzoがもっと盛り上がって!と言い続けていて、歌えない自分が恥ずかしかった。あと一瞬でもイエローモンキーってことか?と思って申し訳なくなった。
友人の一押し。
盛り上がりは他のステージでもすごかったが、一体感はこのステージが一番だと感じた。やはり小さめのステージは良い。
彼のMVはあの頃の日本のドラマみたいな世界観で、登場人物も一貫しているのだが、当日はドラマ仕立てでその演者も出演して大盛り上がりだった。楽しかった。
寂しいとは、不思議と感じなかった。
苗場は星が見える。
7/31
FRFは基本雨らしいのでかなり怖かったのだが運に恵まれた。ありがたい。
完全に蛇足だが、帰りに海老名SAにやったのでその写真も載せる。
オモコロチャンネル観た後だからたこ焼きなんか買ってる。
以上、前回のFRFの写真を今更掲載する。写真が多すぎて文が一年間追いつかなかったのだ。
今更掲載した理由はもう一つ、音楽熱が上がったというのもある。
2024年はノエルギャラガーが来るので観たい気持ちはあったが採算が取れず不参加だった。ただ目をつけていたYenYenが良いライブをしていたのをライブ放送で観たので来年もまた行きたい気持ちになったし、FRIKOというバンドが今回のFRFで評判だったので友人と観に行ったりもした。
そして今年、ノエルギャラガーが属していたバンドOasisが活動を再開する。これは絶対にライブを観に行きたい、と来日公演チケットを申し込み、抽選を勝ち取った!音楽聞くぞ!となっているわけだ。このところかなりライブのチケットが当たっているので倍率低いかと思っていたのだが、ただ運が良かっただけらしい。
そう、Oasisを観られることを自慢したいのと自分の中の音楽熱をさらに上げるため書きかけのnoteを提出したのだ。