それが船長だろ・・・!!!
いつも「スキ」を頂きありがとうございます。
30歳から、現在の本職(WEBディレクター、プロジェクトマネージャー、システム企画)に就いているのですが、そこで大事にしていることをnoteに書いています。上記の職種を目指している方の参考になれば幸いです。
WEBディレクターやプロジェクトマネージャー、システム企画にあまり若い方は少ないのですが(その理由はまた追ってお話させて頂きたいのですが)たまに20代の方も入ってきます。そこで必ず僕がその方に言っているのは『僕たちは船長なんだよ』という言葉を掛けさせてもらっています。
今一度、WEBディレクターやプロジェクトマネージャー、システム企画の役割についておさらいしておきます。
言葉の節々に『統率力』『計画』『管理』『コントロール』という言葉が出てきています。僕はそれらをまとめて『僕たちは船長なんだよ』という言葉にまとめています。
船長ですので、船の責任者ということになります。ですので、
ゴール(目的地)を決めましょう、地図を作りましょう。
リリースすることをゴールとするならばそこに着くまでの地図が必要になります。
しかも大概は目的地への到着時期が決められているケースが多いので、スタートとゴールまでの最短の地図が必要になります。
地図はスケジュール管理(WBS)でも十分だと思います。
そして船長は今自分たちはどこにいて(スタート)どこに向かっていくのか、どのルートを通っていくのかを指し示す必要があります。
ここで大事なのは、スケジュールを見せて(一緒につくって)で終わりではありません、大事なのは何でそこにたどり着く必要があるのか?
目的を嫌というほど、自分を含めて制作・開発に伝えていく必要があります、この目的を果たすことでどういう結果をもたらすのか。ユーザーの便利につながるのか? 会社自体の売上や自身の給料や昇給につながるのかなどきちんと目的を伝えることでゴールへのスピードや質が高まります。
船が沈まないようにしないといけません
船に人員が足りないとそもそも動きません
→案件を進めるにあたってそもそもの人は足りていますか? 足りていない場合、どこでどうカバーしようかなという算段はつけておく必要はあります。
人員配置は出来ていますか?
→その船を動かすための配置が頭に入っていますか?
配置にふさわしい人が(スキル)いますか? 揃っていなくてもカバーができる人がいるのか、いないようなら手配をする必要があります。
船に穴が開いていたらそもそも出航できません
→船自体に穴が開いている、欠陥があるようでしたら人を揃えても無意味になってしまいます。ここでいうのは開発環境になります。本番開発はもとより開発するにあたっての開発環境がきちんとそろっているのか、アーキテクチャー(構成)はどうなっているのか?を確認し揃えてもらう必要があります。
船が目的地に無事に着くようにしないといけません
航海の途中に氷河が出てくるかもしません、船に穴が開いている箇所が出てくるかもしれませんし、人員に何かしらの問題(技術なのか、健康なのかなど)が出てくるかもしれません。
そこでルートをうまく変更する必要が出てきたり、ゴールの位置を変える必要が出てくることもあります。
どうでしょうか? 僕たちがイメージしている船長によく似ていると思いませんか? 船長気質がある方はこの職種に向いているかもしれません
とはいえ、迷いながらも前を向いている姿を見せれれば十分だと思いますけどね。