本屋にハムレット
*過去記事(2019/11/21)*
本屋に行った。
最寄りの駅には、文化的なお店が何も無い(鉄火場と川しかない)ので、調布まで行った。
引っ越す前は、結構な頻度で来ていたのに、結構久しぶりに来たなと思った。
今の家に引っ越す時は、「まあ、調布まで1駅で、歩いても15分で来れるし、行きたい時に行けばいいだろう」と思っていたのだけど、
最寄り駅ではなくなると、必要最低限しか来なくなるので(めんどくさい)、無駄使い削減としてはいいのだけど、全く非文化的だなと思った、
前は意味もなく本屋をブラブラしていたのに。
とはいえ、意味もなく足繁く本屋に通って、帰りに雑貨屋に寄って、大して使わない文房具を選ぶのは、26の男として、それはそれでどうかと思う。
私はもう26歳、大人の男として、来年には競馬場にもデビューしておきたい年頃である。
店内は、どこもかしこも、クリスマスモードになっていた。
これは、作者的にアリなのだろうか。
店員さんは、この本のアンチなのか、それともファンなのか、
どう感じるかによって、その人の性格が善か悪か判る気がする。
目当ての本は、カレーライスが主題だった、
店内にはカレーライスの匂いがほのかに漂っていた。
同じフロアにカフェーがあるので、そこからだったと思う。
なんていいタイミングで行ったんだ(神が祝福しているのだ)、と感動した。
ふと隣をみると、ケツの象徴みたいな本がめっちゃ並んでいた。
ふざけるなよ、と思った。
うんことか、おしっことか、安直なシモネタは、苦手なんですよ。
もう、大人なんですから。
ちなみに、今一番キてる絵本は、これだそうです。
優秀な作家の最低条件。
流行に柔軟に対応する事 という先生が居た、
流行に影響されない事 という先生も居た。
To be or not to be それが疑問だ。
(田中雅樹26歳、絵本売り場の前にて。)