(日記)ペッパー君は人じゃない
「さよならは大声で」の振付打ち合わせをやった。
関さんに『おしゃれコンテンポラリー』でお願いします!
となかなか無茶振りも、いくつかさせて頂きましたが(すみません)、
素敵なものが出来上がりそうで、楽しみです。
打ち合わせの前に、今回のイメージで名前を出していた、
ナショナルシアターライブの「夜中に犬に起こった不思議な事件」
が丁度アンコール上演でやっていたので、二人で見た。
デートか?(仕事です)。
「メッチャ面白いんですよ」と言って関さんを誘ったけど、
ハードルを上げた状態で見たら、あんまりだったらどうしようと思ったけど、やっぱり死ぬほど面白い芝居だったのでホッとした。
ハードル上げても余裕で超えてくる舞台、凄い〜。
1幕のラストにプラレールが走るんだけど、それが最高にカッコよくて
「プラレールが走ってこんなにゾクゾクすること、あるか?」と驚いた。
多分世界一カッコいいプラレールだと思う。ギネス認定。
あと、個人的に一番素晴らしいプロジェクションマッピングの使い方をしている舞台だと思っている。
ギネス認定されたミュージカルってあるんだろうか?
と思って検索したけど、なんか『シェアマッドネス』という芝居が最長ロングランでギネス認定されたと的な情報が出てきたけど、ニューヨークで最長ロングラン!と書かれてる割に、遂にNY上陸!って書いてあったり、マジでなんなんだ、と思って諦めた(ネットは嘘ばかり)。
こういう疑問って、どこに行けば答えてくれるんだろうか?
例えば日本の歴史だったら考古学の教授に聞きに行けばいいと思うけど、ミュージカルの場合って・・・?
ミュージカル科のある大学にはミュージカル博士が居るの?(高卒の疑問)
ギネス記録って、妙に惹かれる。
なんともいえない胡散臭さと権威が同居している。
『ギネス認定!世界で一番カロリーを消費するミュージカル!』を作って、ビリーズブートキャンプの要領で映像化したら売れるだろうか(売れるわけない)。
殺気を感じるので、一茶企画ではやりません(多分)。
一茶でやるとしたら、逆に登場人物は全員骨折患者で、アンサンブルは全員ペッパー君という感じの『世界一カロリーを消費しないミュージカル』の方がいいと思う(なぜなら若者(もうみんなアラサーだけど)はトガッた方がいいから)。
果たしてペッパー君に振付したことはある振付師はどこに行けば見つかるのだろうか。
とはいえ、どれだけ出して密になっても(人間では無いから)コロナ的には問題ないと思うので、今の時代に合っていると思う。
『人間では無いから』って響き怖っ。
でも、もしペッパー君が犯罪を犯したら、どうやって処罰されるんだろうか。倒壊した壁と同じ扱いで、設置した業者が悪い?(こういう事は弁護士に相談すれば良い、ということは判る)
それとも祟りと言うことで、除霊される?
霊能者が「キイエエエエエエエエ」って全力でペッパー君を祓った直後に、
平然と「どうしましたか?」って笑顔で言ったら無敵感凄くてカッコいい。
そういう映画ないかな。
ちなみにペッパー君、値段は20万位らしいです。
すっごいリアルな値段で怖い。
でも人気なくて生産終了らしいです。悲しい。
今度遭遇したら、優しくして上げてください。
お願いします。
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